きたしょー
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- Progateは意味ないって本当?
- Progateが意味ないと言われる理由は?
- Progateを有効活用する方法が知りたい
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事を書きました。
本記事を読めば、「なんでProgateは意味ないと言われてるんだろう?」というモヤモヤを一気に解消することができます。
筆者のぼくはWEB制作事業をメインに活動しているプログラミング歴3年のフリーランスエンジニアです。
結論、Progateはやっても意味ありません。
ただし、正しい方法で学習すれば話は別です。
本記事では巷でProgateが意味ないと言われる理由とProgateを有効活用する方法を現役フリーランスエンジニア目線で語り尽くしました。
本記事を読む前と読んだ後ではProgateに対する見方が180度変わるくらい重要な話をします。
これからProgateを勉強する予定の方や現在Progateで学習中の方はぜひ最後まで読んでみてください。
- YouTube版も公開中(画像をタップするとYouTubeに遷移します)
Progateの正しい学習法からProgate後の学習ロードマップまでProgateの全ノウハウをYouTubeで解説しています。この動画は1時間1分ありますので、本気でプログラミングに取り組みたい方だけご覧ください。
Progate(プロゲート)が意味ないと言われる理由3つ
Progateが意味ないと言われる理由を現役エンジニア目線で解説します。
Progateが意味ないと言われる理由3つ
- 実務で使えるスキルが身に付かないから
- 仕事で必要なスキルを学べないから
- 自走力が身に付かないから
1:実務で使えるスキルが身に付かないから
正直、Progateはいくらやり込んでも実務で通用するスキルは身に付きません。
Progateには答えが存在しますが、実際の現場では答えがない中でコードを書いていきます。
- 上司「ログイン機能を実装してくれ!」
- 私「はい!分かりました!(どうやって実装すればいいのかググり始める)」
こんな感じで、実務では解答が存在しないんです。
「作りたいものがある→どうやって作るのかググる」という順番で自分で答えを導き出します。
一方、Progateは「スライドで勉強する→理解度をチェックする」という昔ながらの学校の小テストのような流れで学習していきます。
- Progate:インプットしてからアウトプット
- 実務:アウトプットしたいからインプット
このようにProgateと実際の現場では取り組み方が180度異なります。
ゆえに、Progateを一生懸命勉強したところで実務で戦えるレベルにはなるはずがないんですよね。
2:仕事で必要なスキルを学べないから
Progateではプログラミング言語以外の仕事で必要なスキルが学べません。
実際の現場では最初にプログラミングするための下地作りとして環境構築という作業が必要になります。
実はこの環境構築、初心者には大変難しいため、挫折要因ランキング圧倒的No1なんです。
Progateは環境構築なしでプログラミングできるので便利な反面、この環境構築を経験できないので、今後訪れるであろう実務での環境構築でつまずく可能性が高いんですよね。
実際にサイトを作るときもプロのコーダーは、
- テキストエディター(真っ黒い画面)
- Adobeソフト(PhotoshopやIllustratorなどのデザイン)
- ブラウザ(コーディング中のサイト画面)
この3つを同時に開きながらコードを書いていきます。
一方、Progateは「スライドを読む→解答する」という流れで進めていくので、実務とは程遠い学習方法です。
実際の案件ではサイトが完成したら、ドメインを取得してサーバーにアップロードしてようやくサイトがインターネット上に公開となります。
当然ながら、Progateでは実務で必要不可欠なドメインサーバーに触れる機会も全くありません。
このようにプログラミングの仕事をするには言語以外の知識やスキルも求められます。
実務において言語以外の必要なスキルが学べないのも、現役エンジニアからProgateが意味ないと言われる理由の1つとなります。
3:自走力が身に付かないから
Progateではエンジニアにとって大切な自走力が身に付きません。
自走力とは、分からない問題に直面した際に自分でググって解決する力のことです。
- 「お問い合わせフォームを実装したい」
- 「どうやって実装すればいいのかググる」
このように実際の現場では、「作りたいものは決まってるけど、作り方は決まってない」状態で仕事をしていきます。
だから、自分でググって答えを見つけていくこの自走力が求められるんです。
一方、Progateは分からないときはググらずともスライドに戻ればすぐに答えを確認できますよね。
Progateではプロのエンジニアが日常的に行っている「分からない→ググる」という一連の行為を経験することがありません。
これもProgateを何周しても意味がないと言われる大きな理由です。
Progate(プロゲート)を意味あるものへ!正しい活用法4つ
「じゃあ、Progateはもうやらなくてもいいの?」と思われるかもしれませんが、Progateは基礎理解には大いに役立つサービスなので、ぜひ積極的に使ってください。
ただ何度も繰り返すように、Progateでいくら頑張って勉強しても、実際の仕事で通用するレベルにはなりません。
Progateは正しい方法で勉強しないともはや時間の無駄です。
これからProgateの正しい活用法を解説していきます。
貴重な人生の時間を無駄にしないためにも、必ず実践してください。
Progateの正しい活用法4つ
- 暗記をしない
- 何周もしない
- 答えは見てもOK
- 不要な言語に手を出さない
1:暗記をしない
Progateに限らず、プログラミングの世界で暗記は一切不要です。
なぜなら、ググれば答えが出てくるから。
- 「ボタンの作り方が分からない」
- 「CSS ボタン 作り方」でググる
このようにググればすぐにサンプルコードが出てきます。
調べれば分かるものをわざわざ覚えるのは時間の無駄ですよね。
「プロのエンジニアは何も見ずにコードをスラスラ書いてるんじゃないの?」と思ってる人も中にはいるかもしれません。
しかし、これも完全なる勘違いです。
実際の現場で現役エンジニアは業務時間の半分以上をググる時間に充てています。
それにプログラミングは知識が広すぎるので、そもそもの大前提として全部覚えられません。
仮に覚えたとしても日進月歩のプログラミングの世界では、新しいものを作るときはまた調べないといけません。
プログラミングで大切なのは、「暗記」ではなく「経験」です。
例えば、あなたは小学生時代の友達の名前を全員完璧に覚えてますか?
よく遊んでた仲良い友達の名前はすぐに出てくるけど、全員の名前までは覚えてないと思います。
でも、久しぶりにクラスメイトに会えば、顔を見た瞬間に名前を思い出しますよね?
こんな感じでプログラミングも目で見たら思い出すレベルの記憶力でOKです。
「あぁ、そういえばこんなコードあったな」とか「あのエラーはああやって解決できたから今度はこうかな」みたいに過去に一度でも経験しておくことが大切なんです。
Progateでは新しいコードが出てきても一切暗記しようとせずに「ふーん、こういうのがあるんだ…!」くらいの理解度でどんどん進めていきましょう。
2:何周もしない
Progateに用意されてるコースは何周もしなくていいです。
Progateをやってると、「なんか全然理解できなかった気がする…」と何度も復習したくなりますが、何周しても実務で戦えるスキルは身に付きません。
結局、一度でも経験しておけば、分からないときは「あぁ、そういえばこういうのがあったな」と過去の記憶を辿ってググることができるので、何周もする意味はないんです。
最初から100%理解しようとする必要もありません。
50%理解できたら次に進んでください。
Progateのレベル上げにもコミットしなくていいです。
むしろ、いかに低レベルな状態でProgateを卒業できるかが勝負です。
「じゃあ、Progateは1周でいいの?」と思われるかもしれませんが、さすがに1周だと基礎すら理解できない人がほとんどだと思います。
なので、最大でも2周までにしておきましょう。
人間は出来ることをやると気持ちが良いので、ついつい復習したくなる生き物です。
しかし、Progateはいくら復習しても実務で戦える人材にはなりません。
基礎を理解するためにサラッと目を通す感覚で1〜2周すれば十分です。
3:答えは見てもOK
Progateは分からなくなったら、すぐに答えを見てもOKです。
何度も繰り返しますが、実際の現場では分からないときはすぐにググります。
現役エンジニアは業務中に学校のテストのように頭の中から答えを引っ張り出しながらコードを書いてるわけではありません。
例えるなら、参考書持ち込みありの大学のテストに近いです。
質問ですが、参考書が持ち込める試験にわざわざ暗記をして臨みますか?
そんな人は日本中どこ探してもいませんよね。
かといって、全く勉強せずに試験に臨むかと言われたら、それもまた違いますよね。
参考書持ち込みありの試験で合格点を目指すなら、最低でも1回は参考書を読んでおく必要があります。
試験時間内に回答を終わらせるためにも、参考書のどこに何が書いてあるかくらいは把握しておかなけばなりません。
つまり、参考書を見ればいつでも答えを見つけ出せる状態にしておくことが大切なんです。
プログラミングもこれと全く同じで、調べれば出来る状態で合格点です。
どうせProgateをやり込んでも実践的なスキルは身に付かないので、さっさと答えを見て次に進んじゃいましょう。
4:不要な言語に手を出さない
Progateでは不要な言語は学ばなくてOKです。
なぜなら、プログラミング言語はどれも似たような仕組みなので、1つの言語が習得できれば、他の言語も容易に習得できるからです。
例えば、ぼくの知り合いには歴10年のPHPエンジニアがいますが、彼はJavaScriptやRubyもいとも簡単に書くことができます。
結局、PHPにしろRubyにしろ日本語で言うところの大阪弁や博多弁くらいの違いしかありません。
博多弁が話せる人は大阪弁も理解できますよね。
それと同じでプログラミングもまずは1つの言語を習得することが大切なんです。
「でも、どの言語が必要でどの言語が不要なのか分かりません…」という方もいるかもしれません。
そんな方は目的から逆算してください。
- 副業で稼ぎたい or フリーランスになりたい
→HTML/CSS/JavaScript/jQuery/PHP - エンジニア転職したい
→HTML/CSS/JavaScript/PHP or Ruby or Java
「HTML/CSS/JavaScript」はフロントエンド言語と言われており、ぼくらが普段よく目にするサイトを形成する言語なので、Progateでは一通り勉強することをおすすめします。
「PHP/Ruby/Java」はバックエンド言語と言われており、どれも同じような役割を果たしますので、転職したい企業が取り扱う言語から逆算して選ぶといいでしょう。
今後のエンジニアキャリアで使う予定がない言語を勉強しても時間の無駄です。
最短最速で結果を出すためにも不要な言語には手を出さないようにしましょう。
【まとめ】Progateは意味ないわけではない
結論、Progateはいくらやり込んでも実務で使えるスキルは身に付きません。
しかし、基礎を体系的に理解するには最適な学習サービスです。
実際に自分でサイトやサービスを作るにしても、知識が全くのゼロの状態からでは手も足も出ません。
当然ながら知らなければググることさえできませんからね。
プログラミングの世界では、「そういえば、こういうのがあったな!ググってみよう」という状態まで持っていくことが大切です。
そのためには最初に体系的な知識を学ぶ必要があるんですよね。
Progateなら手軽に網羅的な知識を学べるので、初心者には本当におすすめです。
Progateで勉強するときは必ず以下の4つを守って学習してください。
Progateの正しい活用法4つ
- 暗記をしない
- 何周もしない
- 答えは見てもOK
- 不要な言語に手を出さない
Progateは何周しても実戦で使えるスキルは身に付かないので、必要なコースを1〜2周したら、潔く卒業しましょう。
【Progateが終わったら次にやるべきことが知りたい方へ】
Progate終わったら次やるべきは〇〇です【現役エンジニア解説】
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