きたしょー
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- プログラミングの始め方が知りたい
- おすすめのプログラミング言語は?
- プログラミングを独学する手順は?
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事を書きました。
本記事を読めば、プログラミングの目標設定、プログラミング学習の始め方、そして、その後のエンジニアキャリアまでを具体的にイメージできるようになります。
記事を書いているぼくは完全未経験からプログラミングを始めて1年で月100万円以上稼いだ現役フリーランスエンジニアです。
ぼくはプログラミングを学んで人生が大きく変わりました。
リモートワークもできるようになりましたし、銀行員時代と比較すると月収も4〜5倍になりました。
プログラミングは将来性の高いスキルだと日々実感しています。
断言しますが、完全未経験者でもプログラミングをやってみる価値は十分すぎるほどあります。
記事の前半では、「プログラミングを始める前にやるべきこと」を解説し、記事の後半では、「プログラミング学習を始めてから実際にプログラミングでお金を稼ぐまで」を解説します。
本記事は、ぼくが試行錯誤しながらプログラミング学習してきた経験を元に最適なプログラミングの始め方をまとめました。
プログラミングに興味がある方やこれからプログラミングで人生を変えたいと思っている方はぜひ最後まで読んでみてください。
- YouTube版も公開中(画像をタップするとYouTubeに遷移します)
本記事のより詳しい内容はYouTubeで解説しています。この動画は26分ありますので、本気でプログラミングに取り組みたい方だけご覧ください。
【完全初心者向け】プログラミングの始め方5ステップ
まずはプログラミングの始め方の全体像を確認します。
プログラミングの始め方5ステップ
- プログラミングを学ぶ目的を明確にする
- プログラミングを始める準備をする
- プログラミング学習の準備をする
- プログラミング学習を始める
- プログラミングでお金を稼ぐ
1:プログラミングを学ぶ目的を明確にする
まずはプログラミングを学ぶ目的や目指すエンジニア像などを明確にしましょう。
目的次第で手段(=学習手順)は変わりますので、目的が最重要項目となりますよ。
目標設定でやるべきこと4つ
- プログラミングについて理解する
- プログラミングでできることを知る
- 目的を明確にする
- 目指すエンジニア像を決める
1.1:プログラミングについて理解する
「そもそもプログラミングってなんやねん?」という方のために、プログラミングについて簡単に説明します。
プログラミングとは、エンジニアがコンピューターを指示通り動かすためにプログラムを書く仕事です。
例えば、上司は部下に指示を出して動いてもらうのが仕事であるように、エンジニアはコンピューターに指示を出して意図通りに動かすのが仕事なんですね。
プログラミングは本当に奥が深くて難しいので、突き詰めると膨大な時間がかかります。
初心者には理解しがたい内容も多いので、最初は「プログラミング=コンピューターに指示を出す仕事」という理解でOKです。
1.2:プログラミングでできることを知る
プログラミングでできることは本当にたくさんあります。
- ホームページ制作
- WEBサービス開発
- スマホアプリ開発
- ゲーム制作
- システム開発(会社の業務システム等)
- 自動化・業務効率化ツール作成
- AI(人工知能)開発(iPhoneのSiri等)
- ロボット開発(SoftBankのPepper等)
などなど、日常生活で利用するほぼ全てのものにプログラミング技術が使われています。
プログラミングを学ぶと世界が広がりますよ。
1.3:目的を明確にする
プログラミングについて簡単に理解できたら、次は目的を明確にしましょう。
なぜなら、プログラミングは専門技術で難しいため、9割型の初心者が途中で挫折すると言われているからです。
ぼくの経験上、「プログラミングが流行ってるから始めてみた」とか「友達がプログラミングやってるから始めてみた」のような軽い動機だと高確率で挫折します。
実際に途中で挫折していくプログラミング初心者を数多く見てきました。
「でも、目的なんてよく分かりません…」という方も多いと思います。
目的はなんでもOKです。
- 起業してお金持ちになりたい
- リモートワークしたい
- 旅しながら働きたい
起業家にありがちな「世界を変えるために」のような企業理念のレベルの目的を掲げる必要は全くありません。
「お金を稼ぎたい」とか「いまの貧乏生活から抜け出したい」など、純粋な欲望を目的に据えましょう。
1.4:目指すエンジニア像を決める
目的が明確になったら、次は目指すエンジニア像を決めます。
エンジニアは主に以下の3種類に分かれます。
- WEB制作者
1:スキルが身に付きやすい
2:リモートワークしやすい
3:未経験からでも稼ぎやすい - フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
1:スキルが身に付くまでに時間がかかる
2:リモートワークしにくい(最近はリモートワークしやすい)
3:未経験からでは稼ぎにくいが、実務経験を1〜2年積めば、安定的に高収入が得られやすい
ざっくりこんな感じです。
目指すエンジニア像については、目的から逆算して決めましょう。
「副業で稼ぎたい」「未経験からフリーランスになりたい」「早くリモートワークしたい」という方はWEB制作者を目指すのがおすすめです。
逆に、「安定的に高収入を得たい」という方は、実務経験を1~2年積んでフリーランスエンジニアになれば、月単価50~60万円以上が狙えるフロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアがおすすめですね。
エンジニアにはいろんな種類があって、それぞれにメリットデメリットがあります。 あなたの目的にあったエンジニア像を目指しましょう。
2:プログラミングを始める準備をする
目的や理想のエンジニア像が明確になったら、次はプログラミングを始める準備をしていきます。
プログラミングを始める準備2ステップ
- いきなりパソコンは購入しない【スマホでプログラミング】
- 本格的に始めるならMacBook Pro 16GBがおすすめ
2.1:いきなりパソコンは購入しない【スマホでプログラミング】
まず第一にいきなりパソコンを購入する必要はありません。
なぜなら、Progateのアプリを使えば、スマホでプログラミングを無料体験できるからです。
「プログラミングを始めるのにおすすめのパソコンを教えてください」という質問がぼくの元に寄せられます。
正直、プログラミングをまだやったことがなくて本当に楽しいと思えるかどうか分からない状態で、いきなり数十万円のパソコンを購入するのはリスクが高いです。
「プログラミング、思ってたより楽しくねぇー」となって、途中で辞めてしまったら、数十万円のパソコン代が無駄になってしまいますよね。
最初はパソコンではなくスマホでプログラミングしていきましょう。
2.2:本格的に始めるならMacBook Pro 16GBがおすすめ
スマホでプログラミングを体験してみて、「プログラミング楽しい!これは真剣に取り組んでみたい!」と思えたら、実際にパソコンでプログラミングしていきます。
すでに自宅にパソコンがある方は、それを使えばOKです。
もし、あなたがパソコンを持っていないなら、MacBook Pro 16GBがおすすめ。
ぼくの経験上、MacBook Air 8GBやMacBook Pro 8GBだと、本格的にプログラミングする際にどうしても動作が遅くなったり、メモリ不足に陥ったりして開発に支障が出やすいです。
また、「MacとWindowsはどっちがおすすめですか?」という質問もよくありますが、個人的にはMacがおすすめですね。
正直、企業で働く場合は、Windowsで仕事をするケースが多いです。
理由は、MacよりもWindowsの方が価格的に安いため、会社自体がWindowsを所有し、それを社員に貸与するケースが多いから。
とはいえ、個人のパソコンならiPhoneと連携できるMacの方が使い勝手が良いかなとぼくは思っています。
お値段は少々高めになりますが、本格的にプログラミングを始めるなら、MacBook Pro 16GB以上のスペックのパソコンを購入するのが無難でしょう。
3:プログラミング学習の準備をする
プログラミングするためのパソコンが準備できたら、次はプログラミング学習の準備に取り掛かります。
まだまだ準備が続きますが、事前準備を怠ると、今後目標達成に不必要な学習をしてしまい、時間を大幅にロスしてしまう可能性があります。
生き急がずにしっかり準備していきましょう。
プログラミング学習の準備3ステップ
- プログラミング言語を決める【おすすめの言語】
- プログラミング学習期間を決める
- プログラミングする環境を構築する
3.1:プログラミング言語を決める【おすすめの言語】
では、これから学習していくプログラミング言語を決めましょう。
すでにプログラミングで作りたいものがある方は、それを作るために必要な言語を選んでください。
作りたいもの別おすすめ言語
- ホームページが作りたい:HTML/CSS/JavaScript/PHP/WordPress
- iOSアプリが作りたい:Swift
- Androidアプリが作りたい:Java、Kotlin
- WEBサービスが作りたい:PHP、Ruby
- AI(人工知能)開発がしたい:Python
逆にプログラミングで作りたいものがない人は目的から逆算して決めましょう。
目的別おすすめ言語
- WEB制作で稼ぎたい →HTML→CSS→JavaScript→PHP→WordPress
- エンジニア転職したい
→HTML→CSS→JavaScript→PHP or Ruby or Java
ざっくりこんなイメージですね。
「自分はエンジニア転職したいんですが、PHP、Ruby、Javaはどれを学べばいいですか?」という方は以下を参考にしてみてください。
- PHP:WEB制作会社やIT企業に転職したい人向け
- Ruby:スタートアップ企業やベンチャー企業に転職したい人向け
- Java:システム開発会社に転職したい人向け
未経験から副業やフリーランスで稼ぎたいなら「PHP」、エンジニア転職したいなら「PHP、Ruby、Javaの中から1つ」を選ぶといいでしょう。
3.2:プログラミング学習期間を決める
学習する言語を決めたら、次はプログラミング学習期間を決めます。
理由は、人間は終わりを決めなければ、今を本気で頑張れないからです。
突然ですが、あなたは何km先にゴールがあるか分からないマラソンに参加したいと思いますか?
おそらく、「参加したくない」と答えると思います。
なぜなら、いつまで走り続ければいいのか分からないからです。
逆に、フルマラソンが大人気な理由は、42.195km先に必ずゴールがあるからなんですよね。
人間はゴールがあるから、最後まで頑張って走り続けられるんです。
プログラミングもマラソンと同じで、スタートする前にゴールを明確に定めておく必要があります。
じゃあ、プログラミング学習期間はどのくらいに設定すればいいのか?
3〜6ヶ月がベストです。
例えば、未経験からエンジニア転職するには500時間の学習時間が必要と言われてます。
学習時間と学習期間の目安
- 週20時間:6ヶ月
- 週30時間:4ヶ月
- 週40時間:3ヶ月
学習期間はあなたが1週間でプログラミングに充てられる時間から逆算して決めるといいですよ。
3.3:プログラミングする環境を構築する
学習期間が決まったら、次はプログラミングするための環境構築に取り掛かります。
具体的には、パソコンにVisual Studio Codeというテキストエディターをインストールします。
Visual Studio Codeとは?
※Microsoftが提供してる無償で高機能なエディターのこと。
Visual Studio Codeは現役エンジニアの中でも大人気。
ちなみに、ぼくも愛用中です。
ドットインストールのVisual Studio Codeに関する動画が分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
Visual Studio Codeに関するおすすめ動画
4:プログラミング学習を始める
環境構築が完了したら、いよいよプログラミング学習を始めていきます。
本記事では、WEB制作を前提に話を進めていきます。
フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアを目指したい方は「サイト」を「サービス」に置き換えて読み進めてください。
プログラミング学習の4ステップ
- プログラミング学習サービスで基礎学習する【参考書は不要】
- 教材を真似しながらサイトを作る
- 作成したサイトに手を加える
- オリジナルのポートフォリオサイトを作る
4.1:プログラミング学習サービスで基礎学習する【参考書は不要】
まずはオンラインプログラミング学習サービスであなたが学習すると決めた言語を一通り勉強していきましょう。
具体的には、低コストかついますぐ始められるProgateとドットインストールがおすすめ。
「おすすめの参考書はありますか?」とよく聞かれますが、プログラミング学習の初期段階で参考書は不要です。
正直、参考書での学習はプログラミングの楽しさが分かりづらいので、「プログラミング、全然楽しくないじゃん…」となって、最初からつまずいてしまう可能性が高いです。
それよりも最初はコードを書いた瞬間にブラウザで変化を感じ取れる、つまりプログラミングの楽しさを体験しやすいオンライン学習サービスでの基礎学習がおすすめです。
TechAcademyなら通常15〜30万円する学習カリキュラムが1週間無料体験できます。
初めて利用する方限定ですので、ぜひこの機会にProgate、ドットインストール、TechAcademyの三本柱で基礎学習してみてください。
基礎学習におすすめなプログラミング学習サービス
4.2:教材を真似しながらサイトを作る
基礎学習が終わったら、教材を利用してサイトを作っていきます。
サイト制作未経験者がいきなりゼロからサイトを作るのは難しいので、まずはお手本通りにコードを書き写しながらサイトを作ります。
例えば、以下のYouTube動画は動画解説者が書いてるコードを真似して書いていくだけで簡単なサイトが出来上がるようになっています。
すると、「あ、サイトってこんな感じで作っていくんだ…!」と理解できるので、実際に自分でゼロから作るときに役立つんですよね。
最初はコードの意味が分からなくても、解説の内容が理解できなくてもいいので、とにかくコードを書き写してサイトが完成するまでの流れを体験してみてください。
4.3:作成したサイトに手を加える
教材通りにコードを書いてサイトが出来上がったら、次はそれに手を加えていきます。
やはり教材通りにコードを書き写しただけでは、「このコードを書けば、ブラウザではこう変化する」という理解には程遠いです。
- 新たなHTMLを加えてみる
- CSSのプロパティをいじってみる
- CSSの値をいじってみる
こんな感じで「コードに手を加える→ブラウザで変化を確認する」を繰り返します。
すると、「こう書けば、こうなるんだな」とコードとブラウザの動きが脳内で徐々にリンクしてくるんですよね。
基本的にプログラミングは「コードを書く→動作を確認する」の繰り返しでスキルが身に付いていきます。
教材通りに作ったサイトを自分なりにアレンジしてスキルアップしていきましょう。
4.4:オリジナルのポートフォリオサイトを作る
最後にオリジナルのポートフォリオサイトを作ります。
ぼくの経験上、分からないながらも試行錯誤しながらゼロからサイトを作る過程が一番成長します。
- どんなサイトが作りたいか考える
- 分からない箇所をググりながら実装する
- 本番サーバーにアップロードして公開する
白紙の状態から理想のサイトを作る過程は実際のWEB制作の現場に近い形で学習できるんですよね。
ポートフォリオサイトは案件獲得に向けて営業する際やエンジニア転職の面接時にも大いに役立つので、学習期間中に最低でも2〜3つは作っておきましょう。
【ポートフォリオサイトの作り方を詳しく知りたい方へ】
ポートフォリオサイトの作り方!プログラミング初心者向けに徹底解説
5:プログラミングでお金を稼ぐ
ここまでの学習で相応のスキルが身に付いたら、実際にプログラミングでお金を稼いでいきます。
ようやくここからが本番ですね。
プログラミングでお金を稼ぐ方法3つ
- エンジニアとして就職する
- 副業プログラミングで稼ぐ
- WEB制作フリーランスになる
5.1:エンジニアとして就職する
1つ目の方法は、「エンジニアとして就職する」です。
Wantedlyなどの転職サイト、TwitterなどのSNSで就職活動を行っていきます。
この時点で学習中に制作したポートフォリオサイトがいくつかあるはずなので、それをスキル証明書として企業の面接に臨みましょう。
「未経験からフリーランスになれますか?」という質問がぼくの元によく寄せられます。
ぼくの経験上、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアは実務経験がないとフリーランスで活躍するのは厳しいです。
逆にWEB制作者なら未経験からでもフリーランスになることは可能です。
- フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアになりたい
- まずは実務経験を積んでからフリーランスになりたい
- 安定した収入を継続的に得たい
こんな方はまずはIT企業への就職を目指しましょう。
5.2:副業プログラミングで稼ぐ
本業を辞めるつもりがない方は副業で稼ぎましょう。
例えば、大手クラウドソーシングサイトのランサーズには以下のような副業でも取り組める案件が数多くあります。
その他にもクラウドソーシングに出回らないような身近な人たちから受注できる副業案件も多いです。
WEB制作なら副業でも月5〜30万円は十分に稼げます。
【未経験から副業プログラミングで稼ぐ全学習手順を知りたい方へ】
【独学】プログラミングで副業月5万円稼ぐまでの完全ロードマップ
5.3:WEB制作フリーランスになる
WEB制作なら未経験からフリーランスになることは十分に可能です。
事実、ぼくは未経験からプログラミングを学んでWEB制作フリーランスになりました。
一昔前は、「実務経験を積んでからWEB制作フリーランスになるべき」とよく言われてました。
しかし、いまはノーコード化やローコード化が進化が著しく、学習コストがだいぶ下がってきてるので、実務未経験からでもフリーランスになりやすい時代になりつつあります。
いますぐに自由な働き方を実現したいという方は未経験からWEB制作フリーランスを目指しましょう。
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【まとめ】プログラミングで人生逆転する第一歩を踏み出そう
最後にプログラミングの始め方5ステップをまとめます。
- プログラミングを学ぶ目的を明確にする
- プログラミングを始める準備をする
- プログラミング学習の準備をする
- プログラミング学習を始める
- プログラミングでお金を稼ぐ
まずはプログラミングを学ぶ目的を明確にすることから始めましょう。
とはいえ、「目標を設定する」という簡単な行為でさえ、行動できる人は良くて全体の1%だと思います。
なぜなら、人間は他人から言われても行動しない生き物だから。
しかし、皮肉なことに人生は行動しなければ変わりません。
本記事をここまで読んでも、その後に行動しなければ、本記事を読んだ時間は無駄です。
ぼくはプログラミングを学んで人生が大きく変わりましたが、「とにかく行動すること」を重点に置いてここまで来ました。
本記事を読んだ時間を無駄にしないためにも、いまここで1ミリでも前進することが大切。
さぁ、いますぐプログラミングで人生を変えるための第一歩を踏み出しましょう。
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