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【挫折者9割】プログラミング学習が上手くいかない原因と解決策

きたしょー

前職は銀行で5年勤務、フリーランスエンジニアとして4年活動し、現在はWEB制作会社を経営しているきたしょーです。

  • プログラミングは9割が挫折するって本当?
  • プログラミングで挫折する原因は?
  • プログラミングで挫折しない方法を知りたい

と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事を書きました。

本記事を読めば、プログラミングで挫折する原因を把握できるので、これからは挫折と無縁のプログラミングライフを送ることできます

本記事を執筆しているぼくはプログラミング歴4年のフリーランスエンジニアです。

正直、これまで何度も挫折しかけましたが、本記事で解説する挫折防止策を実施した結果、ここまで生き残ることができています

記事の前半では「プログラミングで挫折する原因」を解説し、記事の後半では「プログラミングを挫折しないための対策」を解説します。

「プログラミングで挫折する原因ってなんだろう?」「挫折気味な現状を打破したい」という方はぜひ最後まで読んでみてください。

  • YouTube版も公開中(画像をタップするとYouTubeに遷移します)

本記事のより詳しい内容はYouTubeで解説しています。この動画は31分ありますので、絶対にプログラミングで挫折したくない方だけご覧ください。

 

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プログラミング学習の挫折率は90%

プログラミングは専門的なスキルを扱うため習得難易度が高く、挫折率は90%に達すると言われています

プログラミング挫折率の画像

実際にぼくも幾度となく挫折しかけました。

  • Progate道場レッスンで手も足も出ずに挫折
  • コーディングのやり方が分からずに挫折
  • WordPressが意味不明で挫折

特に最初の3ヶ月は「分からない」「意味不明」「理解できない」の連続です

プログラミングは専門分野で難しいので、挫折する人が圧倒的に多いのです。

プログラミング学習で挫折する原因7つ

では、一体なぜこんなにもプログラミングは挫折していく人が多いのか?

その原因を詳しく解説していきます。

プログラミング学習で挫折する原因7つ

  1. 目的が曖昧
  2. ロードマップが不明確
  3. 孤独に勉強
  4. 質問できる人がいない
  5. 完璧を求めすぎる
  6. 全て上手くいくと思ってる
  7. 別に挫折しても生きていける状況

1:目的が曖昧

目的が曖昧なままプログラミングを始めると、高確率で挫折してしまいます。

プログラミングは専門知識が求められるので難しく、途中で何度もつまずきます。

  • エラーが解決できない
  • 環境構築のやり方が分からない
  • ググって出てくる記事の意味が分からない

このような状態がずっと続くイメージです。

ぼくは数百名以上のプログラミング初心者を見てきましたが、

  • 最近プログラミングが流行ってるから
  • 友達がプログラミングやってるから
  • プログラミングが楽に稼げそうだから

こんな軽いノリの人は漏れなく挫折していきました

プログラミング学習は決して楽ではありません。

目的があやふやな人は困難な状況に陥ったときにすぐに諦めてしまうのです

2:ロードマップが不明確

ロードマップが不明確なまま学習を始めると、目標達成までに大きく遠回りしてしまうので、挫折の原因になります

ロードマップが不明確な人の特徴

  • Progateで全コースの制覇を目指す
  • おすすめの参考書を何冊も購入する
  • 手当たり次第にいろんな言語に手を出す

何を勉強したらいいのか分からない状態で学習を進めてしまうと、本来であれば勉強する必要のない言語まで勉強する羽目になります

あれこれ手を出してるうちにやる気が徐々になくなり挫折。

これは初心者の典型的な挫折パターンです。

3:孤独に勉強してる

孤独に勉強してる人は、モチベーションが下がりやすいので、挫折もしやすいです

  • 無料の教材だけで勉強
  • 参考書だけで勉強
  • 家で独りで勉強

このような人は孤独に勉強してる可能性が高いので、本当に要注意です。

プログラミングは無料の教材や格安の参考書でも学べますが、それらにはコミュニティ機能が付いてないので、どうしても孤独になりがちです

外部からの刺激がない孤独な状態は、やる気が低下する原因になるため、挫折の原因にもなります。

4:質問できる人がいない

質問できる人がいない環境は挫折する大きな原因になります。

プログラミングはまさに「難しい」「出来ない」「分からない」の連続です

ぼくも過去に環境構築でエラーが出まくって、1週間くらい全く前に進まなかったことがあります。

もちろん簡単なエラーならググれば即解決できますが、イレギュラーなエラーの場合はググっても情報が出てこないケースも普通にあります。

そんな困難な状況に陥ったときに、初心者が自分の力だけで解決していくのは、至難の業です

5:完璧を求めすぎる

プログラミング学習において完璧主義は天敵です

完璧を目指せば目指すほど、ゴールまでに時間がかかります。

そして、時間をかければかけるほど、モチベーションの維持も難しくなります。

完璧主義者が陥りやすい学習の罠

  • コードを必死に暗記
  • 学習ノートを付ける
  • 何度も何度も復習
  • 別の参考書で勉強
  • 同ジャンルの別教材を購入

どこまでやり込めばゴールなのか分からないまま勉強してるので、永遠に勉強し続けることになります

いつまで経っても基礎学習から抜け出せずに、最終的には挫折していきます。

6:全て上手くいくと思ってる

プログラミング学習はスムーズに進むと思ってる人ほど挫折しやすいです

何度も繰り返しますが、プログラミングはエラーの連続です。

上手くいかないことの方が圧倒的に多い

プロのエンジニアの世界では、

  1. エラーが出る
  2. ググる
  3. 解決策を試す(ダメなら②へ)

この①〜③を繰り返しながらコードを書いています。

パソコンで文章を打ち込むときみたいにスラスラとコードを書いているわけではないんです。

プログラミングは失敗の連続です。

最初から全てが上手くいくと思えば思うほど、挫折率は高まります。

7:別に挫折しても生きていける状況

当然ですが、挫折が許される状況の人ほど挫折しやすいです。

人間は楽したい生き物。

別にプログラミングに本気で取り組まなくても生きていける状況だと、キツくなったときや辛くなったときにほぼ確実に逃げます

  • スキルが身に付いたら会社を辞めよう
  • 転職先が見つかったら転職しよう
  • 月20万円稼げるようになったら独立しよう

こんなタラレバばかりな挫折が許される状況で勉強してる人は挫折者予備軍です

プログラミングは決して簡単ではありません。

中途半端な覚悟の人から消えていく厳しい世界なのです。

プログラミング学習で挫折しないための対策7つ

じゃあ、プログラミング学習で挫折しないためにはどうすればいいのか?

その解決策を7つお伝えします。

プログラミング学習で挫折しないための対策7つ

  1. 目的を明確にする
  2. 学習手順を明確にする
  3. 仲間を作る
  4. 質問できる環境を作る
  5. 遅延評価勉強法で学習する
  6. 失敗が当たり前と心得る
  7. やらざるを得ない環境を作る

1:目的を明確にする

目的が曖昧な人は目的を再確認してください

あなたはゴールがどこにあるか分からないマラソン大会に参加したいと思いますか?

出たくないですよね?

なぜなら、ゴールがどこにあるか分からないからです。

逆に、あんなにも過酷なフルマラソンが大人気なのなぜだか分かりますか?

それは、42.195キロ先に必ずゴールがあるからです。

つまり、人間はゴールがないと今を頑張れない

「でも、明確な目的なんてありませんよ…」と思われるかもしれませんが、別に起業家のような壮大な目的を掲げる必要はありません。

  • 収入を上げたい
  • 旅しながら働きたい
  • 起業して有名になりたい

心の奥底から湧き出てくる感情をそのまま目的にすればOKです

プログラミングもマラソンと同じくゴール(=目的)を明確にしてから走り出しましょう

2:学習手順を明確にする

何を勉強したらいいのか分からない人は、目標から逆算してロードマップを策定しましょう

最適な学習手順を知らないまま勉強を始めるのは、ゴールまでのコースを知らずにマラソン大会に参加するのと同じです

仮にゴールの場所が分かっていても、ランニングコースを間違えてしまえば、大幅に時間を無駄にしてしまいますよね。

プログラミングもマラソンと同じで走り出す前にゴールまでの最適な経路(=学習手順)を把握しておくことが重要です。

「でも、どうやって学習手順を決めればいいの?」と思われるかもしれません。

結論、ググってください。

あなたがなりたい将来像を実現してる先人の情報を掻き集めるのです

完璧なロードマップを作成するのは難しいかもしれませんが、事前に情報収集するだけで、大まかな学習手順は把握できるはずです。

ロードマップが7割型完成したら、あとは走りながら微調整していけばOKです

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3:仲間を作る

プログラミング学習中は切磋琢磨できる仲間を作りましょう。

孤独に勉強し続けるのはメンタルが持ちません

  • 勉強会に参加する
  • イベントに参加する
  • コミュニティに参加する
  • スクールに通う
  • Twitterで横の繋がりを作る

お互いに刺激し合える仲間がいれば、モチベーション高く学習を継続することができます

勉強の傍ら仲間作りにも必ずコミットしてください。

4:質問できる環境を作る

プログラミング挫折対策のために質問できる環境は必ず作りましょう

特に最初の3ヶ月から半年は本当に分からないことだらけです。

エラーでつまづいて1週間以上自分で考えても解決できず、徐々にやる気がなくなって、プログラミングからフェードアウトしていく。

これは初心者によくある挫折パターンです。

  • メンターを付ける
  • コミュニティに入る
  • スクールに通う
  • 勉強会に参加する
  • Twitterで質問する

今は質問できる環境を作る方法は山ほどあります。

結局、経験が乏しい初心者がいくら独りで考えても分からないものは分からないんです。

もちろん最初は独学でもOKです。

しかし、「これ以上自分一人では無理かも…」と少しでも感じたら、すぐに質問できる環境を作るようにしてください

5:遅延評価勉強法で学習する

プログラミングは遅延評価勉強法で学習しましょう。

遅延評価勉強法とは、知識が必要になった時点で初めて勉強する方法です

とりあえずググりながら成果物を作っていくイメージですね。

プログラミングは分からないながらも必死にググりながら手を動かす過程が一番成長します

逆に参考書を読んで頭で理解してから成果物を作り始めるパターンだと、最終的に使わない知識まで勉強することになるため、大きく遠回りしてしまいます。

「でも、抜け漏れなく完璧に勉強したいんです…」という気持ちも分かります。

しかし、いますぐに使わない知識を勉強しても必要性に欠けるので、どうせすぐに忘れてしまうんですよね

とにかくまずは手を動かす。

そして、つまずく度にググりながら進める。

これで自然と遅延評価勉強法になります。

プログラミング学習では完璧主義を捨て、不完全なままで良いので、とにかく手を動かしながら学習していきましょう

6:失敗が当たり前と心得る

プログラミングは失敗が当たり前と心得てください

一発目から全てが上手くいく方がレアケースです

最初はエラーが出る度に、「マジかよ」「またかよ」「勘弁してくれよ」と思うかもしれません。

ですが、なんとか頑張って慣れてください。

むしろ、「エラー=解決の糸口」なので、エンジニアにとっては有難い存在です

エンジニアとして長く開発に携わっていると、「エラーは出てないけどなぜか上手く動かない」みたいなケースがたまに発生します。

となると、解決策が全く分からないため、しらみつぶしに仮説検証を繰り返すしか方法がなくなります。

正直、めちゃくちゃ大変です。

しかし、エラーが出てくれれば、それを手掛かりにググることができます。

エラーは解決の糸口です

  • 失敗は当たり前
  • エラーも当たり前
  • 分からないのも当たり前
  • 出来ないのも当たり前
  • 理解できないのも当たり前

このマインドで学習していきましょう。

7:やらざるを得ない環境を作る

絶対に挫折したくなければ、絶対に挫折が許されない状況を作ってください

人間は良くも悪くも環境に左右されます。

質問ですが、なぜあなたは毎日会社で働いているんですか?

  • 生活費を稼がないといけないから
  • 家族を養わないといけないから
  • 生きるために必要だから

会社で働かないと生きていけない状況、つまり挫折が許されない状況だからこそ、どんなに二日酔いでも寝不足でも仕事したくなくても、あなたは毎日会社に行くのです

じゃあ、仮に毎月50万円の不労所得があったら会社で働きますか?

働きませんよね?

仕事が大好きな人は働くかもしれませんが、普通の人はまず働きません。

つまり、人間は挫折が許される状況だと本気で行動しないんです

「でも、自分を追い込むために仕事を辞めるとかそんな無茶はできませんよ…」と思われるかもしれません。

もちろん無理をする必要はないです。

自分の中で挫折が許されない環境を作り出せばOKです。

  • プログラミングで月100万円稼ぐと全SNSに投稿する
  • フリーランスになると親に報告する
  • 1年以内に独立すると友達に伝える

目標を他人に宣言すれば、有言実行しないと嘘つきになるので、やるしかなくなります。

絶対に目標を達成したいなら、絶対に目標を達成しなければならない状況を作る

これが最強の目標達成術です。

まとめ

最後にプログラミングで挫折する原因と解決策をまとめます。

  1. 目的が曖昧→目的を明確にする
  2. ロードマップが不明確→学習手順を明確にする
  3. 孤独に勉強→仲間を作る
  4. 質問できる人がいない→質問できる環境を作る
  5. 完璧を求めすぎる→遅延評価勉強法で学習する
  6. 全て上手くいくと思ってる→失敗が当たり前と心得る
  7. 別に挫折しても生きていける状況→やらざるを得ない環境を作る

プログラミングは挫折しかけてからが本当の勝負です

最初のProgateやドットインストールに取り組んでる時期はただひたすらに楽しいです。

しかし、実際に自分で何かを作るフェーズになると、ほぼ確実に途中でつまずきます。

そして、このタイミングで90%の人が挫折していくんです。

実際にぼくはこれまでに数多くの初心者が挫折していくのを見届けてきました。

エンジニアは挫折を乗り越えた分だけ成長します

プログラミングで結果を出すには「挫折しない」は大前提となります。

本記事で解説した挫折対策は必ず実施するようにしてください。

 

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