きたしょー
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最高月3,000万円
プログラミング初心者
- WEB制作は本当にオワコンなの?
- 今からWEB制作はもう遅い?
- WEB制作だけでも食べていける?
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事を書きました。
本記事を最後まで読めば「WEB制作は本当にオワコンなのか?」「今後WEB制作はどうなるのか?」など今のあなたの疑問は全て解消されます。
ぼくは完全未経験からWEB制作を始めて
- 半年で月15万円
- 1年で月120万円
を達成し、WEB制作フリーランスとして4年活動した後、今では社長という立場でWEB制作会社を経営しています。
本記事では、最近のWEB制作業界のトレンドや実際にWEB制作の現場で感じていることなどを元にWEB制作オワコン説の真実を解き明かしていきます。
「WEB制作はオワコンと言われているけど、実際のところはどうなの?」と気になっている方はぜひ最後まで読んでみてください。
- YouTube版も公開中(画像をタップするとYouTubeに遷移します)
本記事のより詳しいWEB制作オワコン説の真相解明から今後のWEB制作の展望までをYouTubeで徹底解説しています。
本気でプログラミングで稼ぎたい方だけご覧ください。
WEB制作がオワコンと言われる理由3つ
そもそもなぜWEB制作はオワコンと言われているのか?
例えば、Yahoo!知恵袋で「WEB制作 オワコン」と調べてみると
このような質問がたくさん寄せられています。
Googleでも「WEB制作」と入力すると、予測変換で「WEB制作 オワコン」と表示されます。
あなただけでなく他の人も「なんでWEB制作はオワコンと言われているの?」と思っているのです。
まずはWEB制作がオワコンと言われている理由を最新のトレンドと共に徹底解説します。
- AIでコーディングが不要になるから
- NoCodeで誰でも簡単にサイトが作れるから
- フリーランスが増えているから
1:AIでコーディングが不要になるから
今はAIが代わりにコーディングしてくれる時代に突入しています。
実際にぼくの会社でもランディングページ(LP)のような1枚ものの簡単なWEBページの場合はAIを活用しながらコーディング業務を効率化しています。
例えば、ChatGPTを使えば、サイトのデザインを自動でコーディングしてくれます。
- サイトのデザインをChatGPTに読み込ませる
- ChatGPTが自動でコードを出力
- AIが書いたコードを人間が手直し
「えっ!?ヤバすぎる!これじゃコーディングの仕事なくなるじゃん!」って驚いちゃいますよね?
これこそが「WEB制作はオワコン」と最近よく言われている理由です。
2:NoCodeで誰でも簡単にサイトが作れるから
NoCodeやLowCodeの登場で誰でも簡単にサイトが作れる時代になりました。
NoCode(ノーコード)とは?
ほぼコーディング不要でサイトが作れるサービス。
LowCode(ローコード)とは?
画面操作と必要最低限のコーディングだけで直感的にサイトが作れるサービス。
実際にぼくの会社でも予算50万円以下のサイト制作案件についてはNoCodeやLowCodeを活用しています。
例えば、こちらはSTUDIOで作られたサイトです。
めちゃくちゃ綺麗ですよね?
STUDIOなら最低限のHTML/CSSスキルだけでプロ並みのサイトがいとも簡単に作れちゃうんです。
これじゃ「コーディングの仕事はなくなる」と言われても仕方がありませんね。
3:フリーランスが増えているから
日本は副業解禁や新型コロナによる影響でフリーランスが爆増しています。
日本最大級のクラウドソーシングサイト「ランサーズ」を運営するランサーズ株式会社のフリーランス実態調査によると、日本のフリーランス人口(副業含む)は
- 2015年:937万人
- 2021年:1,577万人
たった6年で600万人以上増加しています。
ぼくは2018年にフリーランス独立しましたが、当時と比べると今はぼくの周りでも明らかにフリーランスは増えています。
当時フリーランスになるためにはブログやプログラミングなどのスキルが主流でしたが、今は動画編集やSNS運用代行などスキルも多岐に渡ります。
- フリーランス増加による競争激化が招く制作単価下落や労働環境悪化
- 新スキルの台頭によるWEB制作離れ
この2つがWEB制作オワコン説を加速させている理由です。
WEB制作は本当にオワコンなのか?【現場の本音】
では、いよいよ本題です。
WEB制作は本当にオワコンなのか?
WEB制作歴5年、ぼくの結論。
それは、半分本当で半分嘘です。
「えっ!?どういうこと?」って思いますよね?
これからWEB制作オワコン説が半分本当で半分嘘な理由を詳しく解説します。
- WEB制作の需要は年々高まっている
- NoCodeやLowCodeでコーディング工程は徐々に減りつつある
- スキルのある実力者はまだまだ不足している
1:WEB制作の需要は年々高まっている
大前提として、WEB制作の需要は年々高まっています。
国内最大手の広告代理店である株式会社電通が発表したデータによると、インターネット広告媒体費は直近5年間で過去最高を更新し続けています。
2024年のインターネット広告媒体費も2兆9,124億円を見込んでおり、今後も堅調に推移していく見通しです。
そして、インターネット広告媒体費の増加に伴い、WEB制作の需要も高まっています。
経済産業省の調査によると、インターネット附随サービス業「課金・決済代行及びサイト運営業務」(=WEB制作)の売上高も2009年から毎年過去最高を更新し続けています。
「でも、なんでインターネット広告媒体費とWEB制作が関係あるの?」って思われるかもしれません。
それは、インターネット広告の受け皿がWEBサイトだからです。
インターネット広告を行うためは広告後の着地ページとしてHPやLPなどのサイトが必ず必要になります。
例えば、YouTubeを見ていると動画広告が途中で入りますが、動画の近くにあるボタンをクリックすると必ずLPに遷移します。
つまり、インターネット広告とサイトはセットなのです。
インターネット広告媒体費の増加に伴い、今後もWEB制作の需要は増え続ける可能性が高いです。
2:NoCodeやLowCodeでコーディング工程は徐々に減りつつある
WEB制作の需要は高まっているものの、NoCodeやLowCodeの登場によりコーディング工程は徐々に減りつつあると感じています。
実際にぼくの会社ではWordPressテーマ「SnowMoneky」「SWELL」などのLowCodeでサイトを制作する機会が多いです。
「そしたら、もうコーディングはなくなっちゃうの?」って不安に感じる方も多いかもしれません。
結論、現時点でコーディングが完全になくなることは考えにくいです。
- NoCode制作でも最低限のHTML/CSSスキルが必要
- LowCode制作ではCSSカスタマイズスキルが必須
- 制作会社の下請けはコーディング案件が大半
この3つの理由により、今後もコーディング工程は残り続けます。
ただ、トータルで見るとコーディング工程は減少傾向と見ています。
- 個人事業主や零細企業レベルの小規模案件はNoCodeやLowCodeで対応可能=小規模案件ではコーディング工程が減少
- 中小企業レベルの大中規模案件はNoCodeやLowCodeで対応できないケースが多い=大中規模案件ではコーディング工程は従来通り残り続ける
NoCodeやLowCodeの台頭により市場におけるコーディング業務の総量は減少していく可能性が高いです。
3:スキルのある実力者はまだまだ不足している
スキルのあるWEB制作者はまだまだ不足しています。
実際に経済産業省が発表しているデータでは、2030年時点で約80万人のIT人材が不足すると言われています。
ぼくの会社にはフリーランスからたくさんの営業メールが届きますが、学習完走したての初学者や実務経験が乏しい駆け出しWEB制作者が多いので、営業メールはほぼゴミ箱行きです。
実際の仕事でもデザインやコーディングなどの作業工程はフリーランスに外注していますが、特定の優秀なフリーランスに仕事が集中している状況です。
WEB制作は納期もありますし、サイトの品質も求められるので、やはり駆け出しフリーランスには依頼しづらいんですよね。
「でも、Xとか見たらWEB制作やってる人めちゃくちゃ多くないですか?」って思われた方もいるかもしれません。
たしかにWEB制作を始める初心者は多いんですが、実務レベルの中級者や上級者はまだまだ少ないのが現実なんです。
企業が求めている
- 実務で通用するスキル
- 一般的な社会人レベルのコミュニケーション能力
この2があれば、今後も仕事が途絶えることはありません。
WEB制作でオワコン化する人の特徴3つ
以上の内容を踏まえたうえで、今後WEB制作でオワコン化する人の特徴を3つお伝えします。
この3つのうち1つでも当てはまった人は近い将来WEB制作で稼げなくなる可能性が高いです。
では一体どんな人がWEB制作でオワコンになってしまうのか?
今の自分に当てはまっていないかチェックするつもりで読み進めてください。
- コーディングだけしかできない人
- ソフトスキルが低い人
- ただサイトを作るだけの人
1:コーディングだけしかできない人
コーディングだけしかできない人は今後消えていくかもしれません。
特に
- 言われた通りにただ手を動かすだけの単純作業者
- デザインをコーディングするだけの下請けコーダー
は一番危ないです。
AIの登場により
- 単純作業の減少
- コーディング業務の減少
が容易に想像できますよね?
「今までは部下にエクセル作業を任せていたけど、これからはAIにエクセルで情報を整理してもらおう」
「これまではフリーランスにコーディングを外注していたけど、今後はAIにコードを書いてもらおう」
というシンプルな理論です。
特に単純作業者はやデザインをコーディングするだけの下請けコーダーは今後AIに仕事を奪われていく可能性が高いです。
2:ソフトスキルが低い人
ソフトスキルが低い人も今後淘汰される可能性が高いです。
ソフトスキルとは?
コミュニケーション能力やビジネスマナーなど仕事をするうえで土台となる人間力。
ハードスキルとは?
デザイン力やコーディング力などの技術的なスキル。
ではなぜソフトスキルが低い人は今後仕事がなくなる可能性が高いのか?
それは、今後ハードスキルはAIに代替される可能性が高いからです。
今やコーディングもChatGPTにデザインを読み込ませるだけでサイトが完成します。
逆にソフトスキルはAIに代替されることはまずありません。
ぼくはWEB制作を5年以上やっているのでよく分かりますが、お客様とのやり取りをAIに任せるなんて絶対に無理です。
WEB制作はクライアントワーク。
実務では人と人とのコミュニケーションが必ず発生します。
「でも、ただチャットするだけならAIにもできるんじゃないの?」って思われるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
WEB制作は仕事を進める中でお客様とチャットだけではなく、Zoomや電話でも意思疎通を図ります。
お客様の表情や言葉から心情を読み取りながら快適なコミュニケーションを行わなければなりません。
AIに代替される可能性が高いハードスキルだけを売りにしている人(=ソフトスキルが低い人)はいずれAIに駆逐される可能性が高いと見ています。
3:ただサイトを作るだけの人
ただただサイトを作るだけの人も今後は厳しくなります。
今やNoCodeやLowCodeで誰でも簡単にサイトが作れる時代です。
ただサイトを作れるだけではライバルと差別化できません。
よく考えてみてください。
お客様は何のためにサイトを作ると思いますか?
サイトを作るためにサイトを作りますか?
違いますよね?
- 売上を上げるため
- 見込み客を集客するため
- 人材を採用するため
このように何かしらの目的を実現するためにサイトを作ります。
つまり、サイトは目的ではなく手段です。
最も重要なのはサイトという手段を通じてお客様の目的を達成できるかどうか。
例えば、あなたは美容室の店長だとします。
以下のAとBではどっちの方が良いですか?
A:見た目はダサいけど毎月お問い合わせが10件あるサイト
B:見た目は綺麗だけど毎月お問い合わせが0件のサイト
絶対にAですよね?
お客様の目的を実現できるサイトはただ見た目が綺麗なだけのサイトよりも価値が高いのです。
NoCodeやLowCodeで誰でも簡単にサイトが作れる現代では、ただサイトを作れるだけの人は淘汰されていくでしょう。
WEB制作でオワコン化しないための5ステップ
「じゃあ、WEB制作でオワコン化しないためには一体どうすればいいの?」って思われている方、大変お待たせしました。
これからWEB制作でオワコン化しないための5ステップを徹底解説します。
これを知っているかどうか、これを実践するかどうかで、あなたのWEB制作者としての運命は決まります。
めちゃくちゃ重要な内容となりますので、ぜひ最後まで読んでください。
- スキルを身に付ける
- +αの付加価値を付ける
- 人間力を磨く
- ビジネスの商流を上げる
- 顧客の売上に貢献できるスキルを身に付ける
1:スキルを身に付ける
まずは核となるスキルを身に付けてください。
どれだけAIが発展しようが、どれだけNoCodeやLowCodeが普及しようが、スキルがなければ何も始まりません。
今やAIの登場でChatGPTにデザインを読み込ませるだけでサイトが出来上がる時代になりました。
しかし現実問題、ChatGPTが書いたコードをそのまま納品できるかと言われると断じてNOです。
例えば、あなたがChatGPTに作ってもらったサイトをそのままお客様に納品したとします。
納品後にお客様から「サイトから個人情報が流出し、数億円規模の損失が発生したため、損害賠償を請求します」と言われたらどうしますか?
「このサイトはAIが作ったので、AIを訴えてもらえますか?」って言いますか?
そんなこと死んでも言えないですよね?
実際にAIの普及に伴い、世界中でAI関連の訴訟事件が勃発しています。
つまり、「AIでコーディングが不要になる」は完全なる嘘です。
むしろ、AI時代ではAIを操作する側の人間に益々スキルが求められるようになります。
- AIが生成した情報は本当に正しいのか?
- AIが作成した成果物は著作権を侵害していないか?
- AIが書いたコードのセキュリティは問題ないか?
人間にはAIが書いたコードやAIが生成した情報が正しいかどうか見極める力が必要になるのです。
「でもさっきAIで単純作業者や下請けコーダーは淘汰されるって言ってましたよね?」って疑問に感じる方もいるかもしれません。
たしかにAiの登場でスキルが未熟な作業者はいずれ消えていく可能性が高いです。
しかし、AIにどのように指示するのか、AIが書いたコードをどのように活用するのかを決めるのは人間です。
もしAIが書いたコードに間違いがあった場合、その間違いに気付いて修正を指示するためには、人間にもコーディングやプログラミングに関する知識が必要不可欠。
スキルを持つ人だけがAIの恩恵を受けられるのです。
まずは核となるスキルを身に付けるために学習に励みましょう。
WEB制作の詳しい学習手順については以下の記事で詳しく解説しています。
プログラミング学習のコツ38選!爆速でスキルアップする秘訣を大公開2:+αの付加価値を付ける
コーディングスキルを身に付けたら、次は+αの付加価値を習得しましょう。
単純なコーディング作業はAIがやってくれるので、コーディングと相乗効果が高いスキルを習得し、ライバルと差別化を図ります。
- 高度なアニメーション
- ECサイト制作
- WEBアクセシビリティ対応
- AIやNoCode等の最新トレンドスキル
- デザイン
- UI/UX
- ライティング
フリーランスとしてお客様からの信頼が貯まってくると、コーディング以外にも様々な業務を任せてもらえるようになります。
例えば、ぼくの会社ではパートナーのフリーランスの方には最初コーディングだけを依頼していましたが、今ではデザインやライティングなども依頼しています。
ぼくが運営するWEB制作オンラインスクールCodeFree1期生のユースケさんも最初は制作会社からコーディングだけを請け負っていましたが、今ではPHPフレームワークSymphonyを使用したプログラミング案件に参画しています。
こんな話をすると
「そしたらもうコーディング一本じゃ厳しいの?」って心配になる方もいるかもしれません。
もちろん今はコーディングだけでも飯は食えます。
ただ、今後5年10年と長きにわたって活躍したいなら、普通のコーディングスキルだけじゃダメです。
もしこれからもコーディング一本で勝負していきたいなら、コーディングを極めまくってください。
- WordPressの最新情勢を常に追い続ける
- CSS設計も完璧にマスターする
- 最新のCSSも習得する
このようにまだAIでも対応しきれていない領域をカバーし、コーディングのスペシャリストを目指すのです。
核となるコーディングスキルを身に付けたら
- +αの付加価値を付ける
- コーディングを極める
このいずれかでライバルとの差別化を図っていきましょう。
3:人間力を磨く
コーディングや+αの付加価値を習得する過程で人間力も磨いてください。
コミュニケーション能力やビジネスマナーなどの人間力はAIに代替されない唯一のスキルです。
WEB制作はクライアントワーク。
どれだけAIが進化しようが、お客様とのやり取りは必ず人間が行います。
「でも、人間力よりもスキルの方が大事じゃないの?」って思われる方もいるかもしれません。
もちろんデザインやコーディングなどのスキルは大事です。
スキルは仕事をするうえでの絶対条件。
ただ何度も繰り返すように、これからはAIの台頭によりスキルだけでは差別化しづらい時代になっていきます。
実際にぼくの会社も毎月200万円ほどフリーランスに仕事を発注していますが、どのフリーランスもスキルは似たり寄ったりなので、最終的にはいつも人間力で発注先を選定しています。
- 愛嬌がある
- チャットが明るい
- いつもニコニコしている
- 返信が早い
- 報連相がある
- +αの提案がある
- 先回り対応してくれる
仕事では人と人とのコミュニケーションが必ず発生するので、結局は仕事のしやすさが最も重要になるのです。
制作会社に営業する際は必ず担当者との面談があります。
案件相談の際には必ずお客様との面談を行います。
仕事でも必ずお客様とチャットやZoomでやり取りします。
「この人と一緒に働きたいなぁ…!」って思われるような魅力的な人間になるためにも
- 本業でビジネスマナーを習得する
- コミュニティでメンバーと交流する
- 異業種交流会に参加する
このように積極的に人と関わることで人間力も磨いていきましょう。
4:ビジネスの商流を上げる
コーダーとして安定した収入を得られるようになったら、次はビジネスの商流を上げることにも注力していきましょう。
WEB制作の商流は大きく分けて3つのフェーズに分かれます。
- 営業
- ディレクター
- コーダー&デザイナー
営業が案件を獲得し、ディレクターがお客様とやり取りしながらプロジェクトを進行し、コーダーやデザイナーがディレクターの指示を受けて制作作業を行います。
「でも、なんで商流を上げることが大事なの?」って思いますよね?
それは、ビジネスは商流がお客様に近づけば近づくほど利益率が高くなるからです。
例えば、あなたが会社を経営している友達から100万円のホームページ制作案件を受注したとします。
それをデザイナーやコーダーに50万円で外注しようが、30万円で外注しようが、10万円で外注しようが、あなたの自由です。
逆にビジネスは商流がお客様から遠くなればなるほど利益率は下がっていきます。
なぜなら、下流企業は上流企業が利益を抜いた後の金額を報酬として受け取ることになるからです。
例えば、制作会社がお客様から100万円のホームページ案件を受注し、その後フリーランスに外注するとなると
- 制作会社(営業&ディレクター):60万円
- フリーランス(デザイナー&コーダー):40万円
つまり
- デザイナー:20万円
- コーダー:20万円
という風になるので、コーダーの取り分は全体の20%くらいになります。
健全な会社だと「制作会社:フリーランス=5:5」、悪質な会社だと「制作会社:フリーランス=9:1」みたいなイメージです。
「じゃあ、どうすればビジネスの商流は上げられるの?」って思いますよね?
- お客様から直接案件受注するために直営業に力を入れる
- 制作会社のディレクター業務まで巻き取る
- 上流の制作会社と付き合う
制作会社もお客様から直接案件を受注している会社もあれば、広告代理店やマーケティング会社から下請けで受注している会社もあります。
「今の自分は一体何次請けになのか?」
これを常に意識しながらビジネスの商流を上げていきましょう。
5:顧客の売上に貢献できるスキルを身に付ける
お客様の売上に貢献できるスキルがあれば、絶対に仕事はなくなることはありません。
例えば、あなたがお客様だとしてWEBコンサルタントから「私に仕事をお任せいただければ、御社の売上を2倍にします」と言われたら、絶対に仕事を依頼しますよね?
よく考えてみてください。
そもそもなぜお客様はサイトを作るのか?
- WEBから見込み客を集めるため
- WEBから人材を採用するため
- WEBで認知を拡大するため
つまり、サイトは目的ではなく手段です。
極端な話、どんなに綺麗なサイトを作ろうが、どれだけ綺麗にコーディングしようが、お客様の売上に貢献できなければ、サイトの存在意義はゼロです。
じゃあ、お客様の売上に貢献するためにはどんなスキルを身に付ければいいのか?
答えはマーケティングスキルです。
- SEO
- MEO
- SNS
- 広告運用
- LPO
このようなマーケティングスキルとWEB制作スキルを掛け算するイメージです。
- SEOに強いホームページ制作
- ホームページとMEOを活用した集客支援
- LPとSNSを絡めたWEBマーケティング
- LP制作と広告運用をセットで提案
- LP制作後にLPOでLPを最適化
顧客の売上に貢献できれば、一生食いっぱぐれることはありません。
お客様の真の目的にコミットするためにも、顧客の売上に貢献できるスキルを身に付けていきましょう。
WEB制作の今後の展望について
最後にWEB制作の今後の展望を語ります。
おそらくあなたも
「これからWEB制作で稼ぐのは難しいの?」
「WEB制作だけで飯は食えるの?」
「今からWEB制作はもう遅い?」
って思っているかもしれません。
安心してください。
まだまだ間に合います。
副業ブームでWEB制作を始める初学者は増えましたが、実務レベルで仕事をバリバリこなせる実力者はまだまだ少ないです。
AIに正しいコードを書いてもらうためには、AIに的確に指示する力が必要です。
AIが書いたコードが正しいかどうかチェックするためには、人間にAIと同等以上のスキルが求められます。
いくらNoCodeやLowCodeで簡単にサイトが作れるようになっても、結局はNoCodeやLowCodeでサイトを作る人手が必要です。
AIがどれだけ発達しようが、NoCodeやLowCodeが普及しようが、WEB制作者が絶滅することはありません。
実際にぼくが運営するWEB制作オンラインスクールCodeFreeでは、未経験からWEB制作を学習開始し、1年以内にフリーランス独立する人がたくさんいます。
もちろん最近はAIの進化が著しいため、「WEB制作の仕事は10年後も安泰です!」とは言い切れません。
でも、よく考えてみてください。
それはどの職業も同じですよね?
この大AI時代において「10年後も絶対に安泰」と言える職業なんて1つも存在しないのです。
断言できるのは、WEB制作は今後数年で消えてしまうような職業ではないということ。
まずはコーディングスキルを身に付ける。
そして、コーディングスキルを武器に+αの付加価値やAIに代替されない人間力を身に付ける。
最終的にはビジネスの商流を上げていき、お客様の売上に貢献できるクライアントワーカーになる。
これが長期的に活躍し続けるWEB制作者になるための王道戦略です。
結論:WEB制作がオワコンなんて気にするな
最後に一言。
WEB制作でオワコンとか気にするな。
これからWEB制作を勉強するとしてもせいぜい半年から1年くらいです。
そもそも仮にWEB制作がオワコンになっても気にするレベルではありません。
もしあなたがすでに10〜20年くらいWEB制作を続けているのだとしたら、相当な緊急事態ですが、初心者にとっては実質ノーダメージです。
WEB制作がオワコンになったら別の副業に切り替えれば良いだけの話。
「WEB制作は本当にオワコンなの?」と気にする暇があるんだったら、その時間を勉強に費やした方がよっぽど人生にはプラスですよ。
WEB制作がオワコンなんて気にせずにやるべきことを淡々と積み上げていきましょう。
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