きたしょー
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最高月3,000万円
- プログラミングって稼げるの?
- プログラミングで稼ぎやすい言語は?
- プログラミングで稼ぐまでに必要な学習時間は?
- おすすめのプログラミング学習手順は?
- 未経験から案件を獲得する方法は?
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事を書きました。
ぼくは完全未経験からプログラミングを始めて半年で月15万円、1年で月120万円稼いだ現役フリーランスエンジニアです。
本記事には、ぼくがプログラミングで稼ぐために試行錯誤してきた実体験から得た知識やノウハウを全て詰め込みました。
記事の前半は「そもそもプログラミングって稼げるの?」という初歩的な内容から、記事の後半では「プログラミングの具体的な稼ぎ方」について解説します。
本記事を読めば、完全未経験から月15万円稼ぐまでの具体的な戦略とゴールまでの道のりが鮮明にイメージできます。
本気でプログラミングで稼ぎたい方は必ず最後まで読んで、そして必ず実践してください。
- YouTube版も公開中(画像をタップするとYouTubeに遷移します)
本記事のより詳しい内容はYouTubeで解説しています。この動画は36分ありますので、本気でWEB制作で稼ぎたい方だけご覧ください。
初心者でもプログラミングで稼ぐことは十分に可能
まず始めに伝えたいのは、未経験からプログラミングで稼ぐことはだれでも実現可能ってことです。
なぜなら、文系卒元銀行員かつ29歳まで「プログラミング?なにそれ?おいしいの?」というレベルだったぼくですら稼げるようになったから。
実際に学習開始4ヶ月目にホームページ制作案件を獲得し、6ヶ月目に月15万円稼げました。
これに対して、「プログラミングってそんなに簡単に稼げるの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、決して「プログラミングは簡単に稼げますよ!」と言っているわけではありません。
ぼくは月15万円稼げるようになるまでに1,000時間もかかりました。
むしろ、相当大変です。
でも、やれば必ずできます。
プログラミングで稼ぐのは簡単ではないが、本気で取り組めば、だれでも稼げるようになる。
これがぼくの結論です。
プログラミングで稼げる月収の目安
続いて、プログラミングで稼げる月収の目安を解説します。
大前提として、本記事の「プログラミングで稼ぐ=WEB制作で稼ぐ」です。
ぼくはプログラミングを始めて数年経ちますが、未経験からプログラミングで稼ぐにはWEB制作しかありません。
そして、最近はWEB制作で稼ぐ手法が本当に多様化しています。
- WEB制作の中でもどの業務をメインにするのか?
- 副業なのかフリーランスなのか?
- どこから仕事を受注するのか?
これらによって、月収の目安も大きく変わってくるんです。
それぞれ詳しく解説しますね。
プログラミングで稼げる月収の目安
- コーダーの月収の目安
- 営業兼ディレクターの月収の目
1:コーダーの月収の目安
コーディングを主戦場とするコーダーを目指すなら、
- 副業:数万円〜30万円
- 専業:20〜100万円前後
が稼げる月収の目安となります。
コーダーは制作会社と付き合えば、収入は安定しますが、どうしても下請け業務になるため、単価は低くなりがちです。
それでも実績を積み上げて案件単価を上げていけば、フリーランスなら月収50万円は十分に達成可能です。
将来的にお客様から元請けで案件を受注し、ディレクター業務に移行すれば、月100万円以上も見えてきます。
営業が苦手な人は技術力を磨いてコーダーを目指すのがおすすめです。
2:営業兼ディレクターの月収の目安
営業を主戦場とする営業兼ディレクターを目指すなら、
- 副業:数万円〜100万円前後
- 専業:上限値なし
が稼げる月収の目安となります。
「上限値なしってどういうこと!?」と思われるかもしれません。
営業兼ディレクターの場合、基本的にコーディングやデザインなどの作業は外注するため、案件を受注して納品した分だけ稼げるんですよね。
つまり、営業力次第。
実際にぼくの周りでも1ヶ月の案件受注額が300万円台にまで達した人がいます。
きたしょー
ただし、会社の営業マンのような訪問営業やテレアポなどの「THE 営業」を本気で頑張る必要があります。
メール営業ならまだしも訪問営業やテレアポは営業が苦手な人にとっては相当ハードルが高いです。
営業が得意な人は最低限の学習を終えたら、営業兼ディレクターを目指すのがおすすめです。
初心者におすすめなプログラミング言語【WEB制作】
すでにお伝えした通り、未経験からプログラミングで稼ぐならWEB制作で使われる言語がおすすめです。
WEB制作で利用される言語
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- PHP
- SQL
- WordPress
特に世界中のWEBサイトの40%を占めているWordPressはPHPで作られているので、WordPressスキルを習得するとより一層稼ぎやすいです。
実際にぼくが月15万円稼いだときもWordPress案件でしたし、周りを見渡してもWordPress案件が圧倒的に多いです。
「じゃあ、Ruby、Java、Pythonはどうなんですか?」と疑問の方もいるかもしれません。
結論、これらの言語は初心者でも取り組める案件ほぼないです。
サーバーサイド言語は習得難易度が高く、実務経験を厳しく見られるため、未経験からフリーランスで稼ぐには向いてません。
未経験から副業やフリーランスで稼ぎたい方は、WEB制作系言語を学びましょう。
初心者がプログラミングで稼ぐまでに必要な学習時間
続いて、プログラミングで稼ぐまでにかかる学習時間の目安をお伝えします。
最近はノーコードやローコードの進化が著しいので、求められる学習時間は以前よりも少なくなっています。
プログラミングで稼ぐまでに必要な学習時間
- 月収5万円に必要な学習時間は100〜500時間
- 月収15万円に必要な学習時間は500〜1,000時間
1:月収5万円に必要な学習時間は100〜500時間
プログラミングで月5万円稼ぐまでに必要な学習時間の目安は最短で100時間、最長で500時間です。
具体的には、HTML/CSS/jQueryを学び、5万円前後のLPなどの1枚もののサイト制作案件に取り組む感じイメージです。
なぜ勉強時間にバラツキがあるのかというと、最近はノーコードの台頭でゴリゴリに勉強しなくても稼ぎやすい環境になりつつあるから。
STUDIOやWixなどのノーコードを使えば、ProgateでHTML/CSSをサラッと学習したレベル感の初心者でも、月5万円くらいなら余裕で稼げます。
ちなみに、ぼくがプログラミングを始めた当時はノーコードなんてなかったので、月5万円のコーディング案件に取り組めるレベルになるまでに500時間もかかりました。
「でも、ノーコードがあるなら、わざわざプログラミング勉強する必要なくない?」と思われるかもしれません。
たしかに、ノーコードだけでも稼ぐことは可能です。
しかし、世の中に出回ってる案件はいまだにコードを書く必要があるものが多いので、やっぱりコードは書けた方が案件を獲得しやすいんですよね。
まとめると、月5万円稼ぐまでに必要な勉強時間は、ノーコードを使えば、最小で100時間、元来通りコードを書いていくなら、500時間となります。
2:月収15万円に必要な学習時間は500〜1,000時間
プログラミングで月15万円稼ぐまでに必要な学習時間は500〜1,000時間です。
具体的には、PHP/SQL/WordPressを学んで、複数ページのサイト制作案件に取り組むイメージです。
ぼくは月15万円稼ぐまでに半年でおよそ1,000時間かかりました。
なぜこんなにも時間がかかったのかというと、営業、ヒアリング、デザイン、コーディング、WordPressまで全て自分一人で行ったからです。
一方、最近はSnowMonkeyなどのデザインやコーディングの工程を大幅に削減できるWordPressテーマも出てきたので、学習コストはだいぶ下がっています。
ローコードでサイト制作ができるWordPressテーマを使えば、500時間でも月15万円は十分に稼げるでしょう。
プログラミングで月15万円稼ぐまでの全学習手順
では、プログラミングで月15万円稼ぐまでの学習手順を具体的にお伝えします。
コーダーや営業兼ディレクターに関わらず、WEB制作に関わる全人類が勉強すべき内容にしました。
これから解説する学習手順は基本的にProgateをメインで学習しつつ、ドットインストールで知識を補完する流れで進めていきます。
Progateをやる中で「もっと詳しく知りたい…!」と感じたら、ドットインストールでより詳しく勉強してください。
そして、「これどうなってるんだろう?」と疑問を感じたら、必ずググりながら学習していきましょう。
プログラミングで月15万円稼ぐまでの全学習手順
- スマホでプログラミングを体験する【いきなりPCを購入しない】
- HTML/CSSを学ぶ
- ノーコードでサイトを作る
- ローカル開発環境を構築する
- Progate HTML&CSS道場コース上級編に挑戦する
- JavaScript/jQueryを学ぶ
- サイトを写経する
- ポートフォリオサイトを作る
- Sassを学習する
- デザインカンプをコーディングする
- PHP/SQLを学ぶ
- WordPressで自作テーマ学習する
- WordPressで既存テーマ学習する
1:スマホでプログラミングを体験する【いきなりPCを購入しない】
まずはProgateのスマホアプリでプログラミングを体験しましょう。
いまはスマホでプログラミングを体験できるので、低コストかつ金銭的リスクを抑えたうえで始められます。
ぼくの元に「プログラミングを始めるのにおすすめのパソコンを教えてください」という質問がよく寄せられます。
しかし、いきなりパソコンを購入する必要はありません。
プログラミングが楽しいかどうかも分からない状態で、いきなり数十万円のパソコンを買うのはリスクが大きすぎます。
もし数十万円のパソコンを購入した後で、「プログラミング全然楽しくない…」となったら元も子もありませんよね。
「じゃあ、いつパソコンを買えばいいんですか?」と疑問に思われるかもしれません。
すでに自宅にパソコンがある方はそれを使えばOKです。
もし、あなたが本気でプログラミングに取り組みたいなら、MacBook Pro 16GBがおすすめです。
まずはProgateのスマホアプリでプログラミングを体験してみてください。
2:HTML/CSSを学ぶ
次はパソコンでProgate HTML&CSS 学習コースを1〜2周します。
HTMLとは?
WEBページで文書を作成するためのマークアップ言語のこと。
CSSとは?
HTMLの文書にデザインを施す言語のこと。
ポイントとしては、3周以上しないということです。
なぜなら、プログラミングはコードを暗記する必要がないからです。
学校のテストとは違って、プログラミングは分からなかったらいつでもググって解答を見れます。
つまり、カンニングOKなんです。
「まだ理解が足りてない」と不安になってProgateを復習しまくる人が多いんですが、マジで時間の無駄なので絶対にやめてください。
暗記しようとせずにサクサク勉強していきましょう。
本章で取り組むProgate学習コース
- HTML&CSS 初級編〜Flexbox編
Progate学習コースのポイント
- 学習コースは3周以上しない
- コードは覚えなくてOK
- 50%の理解でサクサク進めていく
3:ノーコードでサイトを作る
次はノーコードでサイトを作ります。
上記4つの中でも特にSTUDIOがおすすめです。
日本語の情報が充実してるので、素人でも挫折することはまずありません。
以下の動画を見れば分かりますが、div、padding、marginなどの頻出のHTML/CSSコードが理解できていれば、簡単に綺麗なサイトが出来上がります。
「なぜこのタイミングでノーコードを勉強するの?」と疑問の方もいるかもしれません。
結論としては、早めに成功体験を積んでおいた方が途中で挫折しにくいからです。
これから3ヶ月から半年以上プログラミング学習していくことになります。
特に副業で学習する場合は長期戦になるので、本当に途中で挫折しやすいんですよね。
結果が出ない中コツコツコツコツ勉強し続けるのは本当に大変なんです。
- ノーコードでサイトを作れるスキルを身に付ける
- 友人や知人のサイトをノーコードで作ってあげる
- WEB制作で数万円でもお金を稼ぐ経験をする
学習の早い段階で結果が出れば、その後もモチベーション高く学習を継続できます。
4:ローカル開発環境を構築する
次は実際にパソコンでコードを書くための環境を構築していきます。
具体的には、Visual Studio Codeというテキストエディターを使います。
Visual Studio Codeとは?
Microsoftが提供している無償で高機能なエディターのこと。
「えぇ、プログラミングってパソコンがあればすぐにできるわけじゃないの?」と驚くかもしれません。
残念ながら、その通りです。
Progateなら環境構築なしでも勉強できますが、基本的にプログラミングを仕事にするなら環境構築が必須です。
実際にWEB制作の仕事でも環境構築したうえで作業していくので、どうせなら早めに環境構築しちゃいましょう。
ドットインストールのVisual Studio Codeでの環境構築動画が分かりやすいので、参考にしてみてください。
5:Progate HTML&CSS道場コース上級編に挑戦する
次はProgate HTML&CSS道場コースに挑戦します。
目標は、HTML&CSS道場コース上級編のクリアです。
HTML&CSS道場コースは、デザインをコーディングする実務に似た形で勉強できます。
断言しますが、あなたはここで必ず挫折します。
正直、道場コースはかなり難しいです。
学習コースのように答えを見ながらコードを書くことができないので、ほぼ100%手が止まります。
もし、途中でつまずいたら、以下を実践してみてください。
- ググりまくる
- Progate HTML/CSS学習コースをやり直す
- ドットインストールでHTML/CSSを学習し直す
最悪、どうしても分からない場合は答えをコピペしてOKです。
Progate HTML&CSS道場コースは難しいので、つまずいた挙句、グルグル復習ばかりしてるうちに挫折してしまう人が本当に多いです。
最終的な目的は、プログラミングでお金を稼ぐことであり、Progateを完璧にクリアすることではありません。
Progate HTML&CSS道場コースに関しては「もうこれ以上は自分では無理だ…」と感じたらもう次に進んじゃってください。
本章で取り組むProgate学習コース
- HTML&CSS 初級編〜上級編
Progate道場コースのポイント
- 分からないことがあれば必ずググる
- ググっても分からなければ答えを見てコードを書く
- 完成したコードをいじって動かしてみる
6:JavaScript/jQueryを学ぶ
次はProgate JavaScript jQuery 学習コースを1〜2周します。
JavaScriptとは?
主にサイトに動きを付けるために使われるプログラミング言語。
jQueryとは?
JavaScriptの書き方を簡単にした、JavaScriptのライブラリのこと。
最近はアニメーション付きのサイトが当たり前の時代になってますが、そこで大活躍するのがJavaScriptやjQueryです。
正直、Progateだけだと物足りないかもしれませんので、より詳しく学びたい方はドットインストールを活用してください。
とはいえ、WEB制作においては、JavaScriptやjQueryをゴリゴリ書く機会はほぼありません。
分からないところはググれば、サンプルコードが出てくるので、それを参考にしながら実装するパターンがほとんどです。
コードの書き方や読み方が理解できていれば申し分ないですよ。
本章で取り組むProgate学習コース
- JavaScript I〜V
- jQuery 初級編〜上級編
7:サイトを写経する
次はサイトを写経します。
サイト写経とは?
サイトのソースコードを見ながらコーディングすること
サイトを写経する狙いは、コーディングの流れを掴むためです。
これまでに一度もサイトを作ったことがないのに、いきなりゼロからサイトが作れるわけがありません。
最初はお手本のコードを真似しながら書くことで「あぁ、サイトってこんな感じで作っていくんだ」と理解できるんですよね。
例えば、以下の動画の解説通りにコードを書くと、最終的にサイトが完成します。
最初はコードの意味も理解できなくて大丈夫です。
まずはコードを書くイメージを掴むことを目標に写経でサイトを2〜3つ作りましょう。
参考書で本格的に学習する場合は「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」がおすすめです。
本章で身に付けたいその他スキル
- bootstrap
- emmet
8:ポートフォリオサイトを作る
これまでの知識を総動員してゼロからポートフォリオサイトを作りましょう。
ポートフォリオサイトとは?
自分自身のプロフィールや制作実績を掲載したサイトのこと。
これから営業で案件を獲得していくにはお客様からの信頼を勝ち取るためにポートフォリオサイトが必須となります。
プログラミングの知識がないお客様はあなたが本当にまともなサイトを作れるかどうかがパッと見だけでは判断できません。
例えば、あなたが仕事を発注するお客様だとして、以下の1と2ではどっちに仕事を依頼したいですか?
- 「プログラミング毎日8時間勉強してます!仕事ください!」とお願いしてくる人
- 「私の制作実績はこちらです。これくらいなら2ヶ月で作れます」とだけ言う人
おそらく、ほとんどの人が2に仕事を依頼すると思います。
つまり、お客様から信用してもらうには実際に自分が作ったサイトを見せるしかないんです。
そこで登場するのがポートフォリオサイトというわけです。
- どんなサイトレイアウトにするのか?
- どんなデザインにするのか?
- どうやってコーディングするのか?
自力でゼロからサイトを作ることで、実際のWEB制作の仕事に近い形で学習できます。
とはいえ、初心者が白紙の状態からサイトを作り上げるのは難しいので、参考サイトをいくつか探して、それを参考にしながら作りましょう。
実際のWEB制作の仕事でもお客様からは参考サイトをいくつか必ず提出してもらいます。
そして、その参考サイトをベースに新しいサイトを作っていくんです。
「もしポートフォリオサイトの作り方があまりイメージできません」という方は以下の記事を参考にしてみてください。
【ポートフォリオサイトの作り方を詳しく知りたい方へ】
ポートフォリオサイトの作り方!プログラミング初心者向けに徹底解説
9:Sassを学習する
次はSassを勉強しましょう。
Sassとは?
CSSをさらに使いやすくしたスタイルシートのこと。
Sassを使うことでCSSのコードを書く量を減らせたり、コードの管理がしやすくなります。
ぼくはプログラミングを始めたばかりの頃、Sassを勉強するのが億劫で学習を後回しにしてました。
しかし、いざ勉強してみたらマジで便利すぎて「なんでもっと早く勉強しなかったんだ…」と後悔しました。
別にSassを使わなくてもコーディングはできますが、神レベルで便利なので早めに学習することを強く推奨します。
参考書で本格的に学習する場合は「Web制作者のためのSassの教科書」がおすすめです。
本章で取り組むProgate学習コース
- Sass I
10:デザインカンプをコーディングする
次はデザインカンプコーディング練習です。
最大の目標は、デザイン通りにコーディングするスキルを身に付けること。
実際の現場では、コーダーはデザイナーが制作したPhotoshopやIllustratorのデザインカンプを元にコーディングします。
正直、ここはかなり難しいです。
- 右側に謎の余白が生じる
- タブレットサイズでレイアウトが崩れる
- 画像の書き出し方を間違える
などなど、ここが一番の山場となります。
「そんなに難しいのに本当に自分でもできるの?」と思われるかもしれません。
大丈夫です。
- 分からないところはググりまくる
- お手本のコードを真似して覚える
- 様々なパターンのデザインをコーディングする
とにかく手を動かしまくれば必ずできるようになります。
デザイン通りにコーディングできれば、クラウドソーシングの下請け案件やWEB制作会社からの案件にも対応可能になります。
厳しめですが、これができないとコーダーとしてはやっていけません。
WEB制作で月15万円以上稼ぐには、デザイン通りにコーディングする力が必須です。
ここは焦らずにじっくり取り組んでいきましょう。
コーディング練習教材が見つかるサイト
- Codestep
→模写コーディングはやらなくてOK
本章で身に付けたいその他スキル
- Photoshop
- Illustrator
- XD
- Figma(あればなおよし)
- PerfectPixel
11:PHP/SQLを学ぶ
次はPHPとSQLを学んでいきます。
PHPとは?
動的なWEBページを生成できるサーバーサイド言語のこと。
動的なWEBページとは?
アクセス時の状況に応じて異なる内容が表示されるWEBページのこと。例えば、掲示板やショッピングサイトなど。
SQLとは?
データベースを操作するための言語です。
データベースとは?
表のように管理された情報の集まりのことです
なぜPHPとSQLを勉強する必要があるのか?
それは、WordPressがPHPで作られていて、MySQLというデータベースと密接に結びついているからです。
これからWordPressを学ぶためにはPHPとSQLの知識が必要というわけです。
「WordPressでサイトを作るためにはどれくらいのPHPスキルが必要ですか?」という質問もよく寄せられます。
結論、PHPをゴリゴリ書けるレベルまでは必要ないです。
基本構文など最低限の知識さえ理解しておけばOK。
WordPressの学習をスムーズに進めるためにも、PHPとSQLは最低限勉強しておきましょう。
本章で取り組むProgate学習コース
- PHP I〜IV
- SQL I〜IV
- MySQLの開発環境を用意しよう(macOS)
- MySQLでデータベースを作成しよう
- MySQLでカラムを追加・変更・削除しよう
12:WordPressで自作テーマ学習する
次はWordPress自作テーマ学習します。
具体的には、デザインカンプをコーディングして制作したサイトをWordPress用に作り直していきます。
WordPressでサイトを作るにはWordPress用の独自関数を使う必要があるんですよね。
WordPressは学習すべき内容が多いので参考書や教材で学習してください。
特に以下の3つがおすすめです。
- Udemy「WordPress開発講座」
ぼくはWordPressレッスンブックで勉強しましたが、サルでも理解できるレベルの分かりやすさでした。
WEB制作案件のほとんどがWordPress案件です。
「WordPressなくしてWEB制作では稼げない」と言っても過言ではないくらいWordPressは重要なスキルです。
焦らずに腰を据えて勉強するようにしましょう。
13:WordPressで既存テーマ学習する
最後にWordPress既存テーマ学習をします。
既存テーマを使えば、デザインとコーディングの工程を大幅に削減してうえでサイトが作れちゃいます。
おすすめWordPressテーマ
- SnowMonkey
- Elementer(プラグイン)
- Lightning
特にSnowMonkeyはブロックエディター形式でパーツを組み合わせるだけで綺麗なサイトが作れるのでおすすめです。
なぜここでWordPress既存テーマを勉強するかというと、個人で活動するレベルのWEB制作者が毎回ゼロからオリジナルテーマを作成するのは相当大変だからです。
特にWEB制作フリーランスに回ってくる案件は、予算の問題でWEB制作会社に依頼できなかったものが多いです。
つまり、予算が潤沢ではない。
予算が限られる中、ゼロからデザインを作ってコーディングしてWordPress化するというWEB制作会社と同じ作業工程を取ってしまうと大変な目に遭います。
- デザイナーやコーダーへの外注費を捻出できないため、全て自分で対応せざるを得なくなり労働地獄に陥る
- 仮に外注できたとしても、適正な外注費を捻出できないため、外注先に低賃金労働を強いる
- 外注費が安いと、駆け出しのデザイナーやコーダーしか依頼できないため、サイトのクオリティを担保しづらい
ちなみに、ぼくは予算が50万円以下のお客様には既存テーマを用いたサイト制作しか提案しません。
理由はシンプルに、割に合わないからです。
特にWEB制作フリーランスは予算が低いお客様にも対応できるようにWordPress既存テーマを用いたサイト制作手法を必ず身に付けておきましょう。
プログラミング初心者が案件獲得するまでの営業5ステップ
続いて、実績ゼロの初心者が案件を獲得する方法を解説します。
大前提として、いくらプログラミングスキルが身に付いたとしても、案件を獲得することができなければ、1円たりとも稼げません。
あなたがエンジニアとしてIT企業で働いているのであれば、会社の営業マンが代わりに案件を持って来てくれるので、コードを書いてるだけで給料がもらえるでしょう。
しかし、あなたが個人で稼ぎたいなら、自分自身で営業して案件を獲得しなければなりません。
つまり、営業はスキルと同様以上に重要ってことです。
ぼく自身の経験を元に初心者向けの営業手順を考えたので、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミング初心者向け営業5ステップ
- 既存の人脈に営業する
- SNSで営業する
- 営業代行を依頼する
- コミュニティに参加する
- クラウドソーシングで仕事を探す
1:既存の人脈に営業する
まずは友人や知人に「ホームページ制作始めました!お仕事あればください!」と声を掛けましょう。
- LINE
- リアル世界
過去に出逢った友達は全員が営業対象です。
昔からの友達とはすでに信頼関係が構築されてるので、制作実績がなくても案件を獲得しやすいんですよね。
特に友達からの仕事はお任せ案件のケースが多いです。
- 納期はいつでもOK
- 自分の提案が通りやすい
- 品質チェックが細かくない
サイト制作における制約が少ないので、腰を据えて勉強しながら作業に取り組めます。
逆に、いきなりWEB制作会社や全くの赤の他人から案件を受注するのはできるだけ避けてください。
- 納期が厳しい
- 技術力が求められる
- 品質チェックが厳しい
正直、経験が乏しい初心者にはハードルが高いので、お客様の要望に応えられずに相手に迷惑を掛けてしまうケースも多々あります。
まずはLINEで気兼ねなく連絡できる間柄の友達に声掛けすることから始めましょう。
2:SNSで営業する
Facebook、Twitter、Instagramなどで活動状況を発信しましょう。
人間はSNSでよく見かける人には親近感を抱く生き物なので、SNSは非常に仕事を獲得しやすいです。
ぼくは学習開始3ヶ月目でTwitterで相互フォローしていた方から30万円のサイト制作案件を受注しました。
- 成果物をFacebookで公開する
- Twitterで毎日積み上げツイートする
- 他人のツイートにリプして仲良くなる
- 「絶賛仕事募集中!」と投稿する
こんな感じで学習期間中からSNSでコツコツ発信してると、忘れた頃に案件の相談が舞い込んでくるパターンは意外と多いですよ。
3:営業代行を活用する
営業する際は営業代行もあわせてお願いしましょう。
「もし、周りにホームページを作りたい人がいたら、ぜひ紹介してください。もし契約に至ったら、売上の〇〇%の紹介手数料をお支払いします!」のようなイメージです。
営業代行は相手にとってはお客様を紹介するだけで報酬がもらえるかもしれないので、お互いにWIN-WINで非常に有効な営業戦略なんですよね。
WEB制作者は将来的には営業ゼロで案件が舞い込んでくる状態が理想です。
早いうちから営業代行を活用して営業の自動化を進めておきましょう。
4:コミュニティに参加する
コミュニティやオンラインサロンに参加して人との繋がりを増やしましょう。
ぼくが運営してるコミュニティではプログラミング初心者だけでなく、すでにバリバリ稼いでるWEB制作者もたくさんいます。
彼らはいつも仕事を抱えているので、「私でよければ、ぜひ仕事を手伝わせてください!」と声を掛けるだけで、「じゃあ、まずは簡単な仕事からお願いします 」と仕事を振ってもらえることもあります。
実際にぼくが運営してるコミュニティではWEB制作案件の受発注がメンバー間で行われてますよ。
特に異業種と交流できるオンラインサロンはおすすめです。
やはり案件は異業種から舞い込んで来きますからね。
歯科医院、カフェ、ケーキ屋さん、居酒屋、税理士、個人事業主、中小企業の社長など、WEB業界と無縁の人たちとも繋がりましょう。
「ホームページ制作やってます!」と伝えるだけで、後日案件相談が舞い込んでくることは多々あります。
5:クラウドソーシングで仕事を探す
これまでの実績を武器にクラウドソーシングで営業しましょう。
最初は既存の人脈やオンラインで営業するだけでも案件を獲得できますが、それだけではいずれ案件はなくなります。
継続的に案件を獲得するには、新規営業しなければなりません。
クラウドソーシングは仕事をお願いしたい人が集まるプラットフォームなので、闇雲に営業するよりは100倍案件を獲得しやすいです。
クラウドソーシングで案件を獲得するには、プロフィール写真、プロフィール文、提案文の3つにこだわって営業数をこなしてください。
新規営業はとにかく営業件数が最重要項目です。
結局、自分がいくら案件を獲得したくても、お客様が自分を選んでくれないことには契約は成立しません。
最終的な意思決定がお客様に委ねられている以上、営業する側の人間はひたすら数を打ち続けるしかないんですよね。
最低でも1ヶ月で200件以上は案件に応募する勢いで営業しましょう。
【初案件獲得のための営業手法について詳しく知りたい方へ】
【最短最速】プログラミング初心者が初案件獲得するまでの営業5ステップ
WEB制作案件受注から納品まで流れ
これまでに解説した営業手法を試した結果、無事に案件を獲得できたら、次は実際に作業をするフェーズです。
当然ですが、WEB制作は案件を受注してからが本当のスタートです。
一生懸命プログラミング学習したとしても、死ぬ気で営業しまくったとしても、やっとの思いで案件を獲得できたとしても、最終的にお客様に納品できなければ、1円たりとも稼げません。
ぼくがこれまでにWEB制作受託案件に取り組む中で、WEB制作上場企業に常駐勤務する中で学んだWEB制作の仕事の流れを以下の記事にまとめています。
WEB制作の仕事の流れが知りたい方はぜひ読んでみてください。
【WEB制作案件の受注から納品までの流れを詳しく知りたい方へ】
WEBサイト制作案件の受注から納品までの流れ【フリーランス&副業向け】
よくある質問5つ
最後にプログラミングで稼ぎたい初心者の方からよく寄せられる質問に回答しますね。
よくある質問5つ
- 文系卒でもプログラミングで稼げる?
- 30代、40代、50代、60代でもプログラミングで稼げる?
- PythonやC言語でも稼げる?
- 高校生でもプログラミングで稼げる?
- 大学生でもバイト代わりにプログラミングで稼げる?
1:文系卒でもプログラミングで稼げる?
十分に可能です。
なぜなら、文系卒で29歳までプログラミングの「プ」の字も知らなかったぼくでさえプログラミングで稼げるようになったからです。
むしろ、ぼくの周りには理系出身よりも文系出身エンジニアの方が多いですよ。
正直、エンジニアはスキルさえあれば、学歴は小卒でも中卒でも高卒でもOKなので、全く気にする必要はないですね。
2:30代、40代、50代、60代でもプログラミングで稼げる?
もちろん稼げます。
副業プログラミングで稼ぐうえで年齢は全く関係ありません。
事実、クラウドソーシングサイトで案件を応募する際に年齢を公開する必要もありません。
仕事を獲得するために必要なのはスキルと実績だけです。
3:PythonやC言語でも稼げる?
Python、C言語、Java、Rubyなどの言語は副業で稼ぎにくいです。
Pythonは案件数が少ないですし、C言語やJavaは習得するのが難しいので、未経験者が副業で稼ぐには向いてません。
未経験から副業で稼ぐなら、やはりWEB制作一択ですね。
4:高校生でもプログラミングで稼げる?
実現可能ですが、稼ぎづらいです。
労働するための最低年齢は、労働基準法では以下のように定められています。
使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。
引用:労働基準法 第6章 年少者
WEB制作の場合は請負契約の受託業なので、年齢はほぼ関係ありません。
しかし、クラウドワークスやランサーズなどの大手クラウドソーシングサイトはほとんどが対象年齢18歳以上となっています。
高校生がプログラミングを勉強するのは自由ですが、いざプログラミングでお金を稼ぐ場合は事前に両親に相談した方がいいでしょう。
5:大学生でもバイト代わりにプログラミングで稼げる?
もちろん稼げます。
根拠としては、実際にバイト代わりにプログラミングで稼いでいる大学生がたくさんいるからです。
【結論】初心者でもプログラミングで月15万円は余裕で稼げる
最後に本記事をまとめます。
- 初心者でもプログラミングで月15万円稼ぐことは十分に可能
- WEB制作なら初心者でも努力次第で月20〜100万円前後稼げる
- 学習時間の目安は月5万円が100〜500時間、月15万円が500〜1,000時間
- 最初は身近な人脈に営業するのがおすすめ
- WEB制作は案件を受注してからが本当のスタート
本記事には、ぼくがプログラミングで稼ぐために試行錯誤した経験から導き出した「プログラミングで稼ぐ」に特化した手法を詰め込んでいます。
しかしながら、本記事を読んだとしても、実際に行動しなければ、人生はなにも変わりません。
ぼくはプログラミングを始めた当初、効率的な学習方法を知らないながらも、無我夢中で手を動かすことで、ここまで道を切り開いてきました。
本記事の内容を実践すれば、確実にぼくより早くスキルアップできますし、諦めさえしなければいつか必ずプログラミングで稼げます。
プログラミングで稼ぎたい方は、ぜひ本記事を何度も読み返して実践に落とし込んでみてください。
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