こんにちは。
銀行を5年で辞めた元銀行員のきたしょー(@KitamuraShohei)です。
ぼくは350時間勉強したFP1級を放棄して銀行を辞めました。
しかも、学科試験に145点で余裕で合格して、FP1級の取得まであとは実技試験を受けるだけというあと一歩だったにも関わらずです。
ぼくがなぜFP1級を放棄してまでも銀行を辞めたのか、今日はそんな話をしていきます。
FP1級学科試験に145点で合格したけど銀行を辞めた理由はやりたいことにチャレンジしたかったから
ぼくがFP1級を放棄してまでも銀行を辞めた理由は、「人生は一度きりだからやりたいことをやって生きていきたい!」と決めたからです。
ぼくは4年目の頃からずっと「このまま銀行で働き続けていいのだろうか?」と疑問に思ってました。
3年目までは銀行の堅苦しい雰囲気や常識に慣れるのに精一杯だったので、銀行で働くことに対してなにも疑問に思ったことはありませんでした。
でも、4年目で初転勤を経験して上司と反りが合わなかったこと、そして一人暮らしを始めて自分と向き合う時間が多くなったことで「本当にこのまま銀行で働き続けていいのかな?」と考えるようになったんです。
それに、定年退職するまで上司の顔色を伺いながらビクビク仕事をしてストレスを溜め続けるのはもう本当に無理でした。
当たり前ですが、人生は一度きりで死んだら終わりです。
なぜこんなにも当たり前なことを言うのかというと、ほとんどの銀行員が「人生死んだら終わり」という事実に目を背けながら生きているからです。
あなたは「明日必ず死にます」と医者から余命を宣告されたら、「人生最高だった!もうやりたいことやり尽くしたし悔いはない!」と言って死ねますか?
おそらく、ほとんどの銀行員が後悔を残したまま死ぬことになりますよね。
ぼくは人生一度きりなのに自分が本当にやりたいことをやらずに仕方なく銀行というレールに乗っかって生きていく人生から一刻も早く脱却したかったんです。
だから、ぼくはこのまま銀行で働き続けていたら絶対に後悔すると思ったので、思い切ってFP1級を放棄して銀行を辞めました。
日本人の多くは新しいことにチャレンジするとき、
- 失敗したらどうするの?
- 本当に上手くいくの?
- 銀行の方が安定してるよね?
などと心配しますが、日本で失敗しても死にはしません。
失敗したらアルバイトすればいいし、借金したら債務整理すればいいし、最悪生活保護だってあります。
「いまやりたいことにチャレンジしなければ人生に悔いが残るかもしれない…」
と思ったのでぼくはFP1級を放棄して銀行を辞めました。
銀行でFP1級の合格を目指す理由はなに?なにをするにしても目的が大事!
本記事を読んでいただいているあなたはこれからおそらくFP1級の合格を目指していると思います。
そこでいま一度考えて欲しいのが、FP1級を取得する理由です。
- 銀行で出世するため?
- 転職するため?
- 知識を習得するため?
ぼくは銀行で出世するためにFP1級の合格を目指していました。
正直、FP1級はめちゃくちゃ勉強しましたよ。
平日は朝6時に起きて1時間、通勤中の30分、帰宅して3時間、休日は最低でも10時間以上は勉強してました。
同じ支店の先輩や上司からは「資格マニア」と言われていたくらいです。
まるで切羽詰まった受験生のような生活でした。
だけど、4年目の途中で銀行を辞めて「やりたいことをやる!」と決めたので、350時間以上勉強して学科試験に合格していたFP1級を放棄しました。
「途中で諦めるのはもったいないから実技試験まで受けときなよ〜」と友達に何度も説得されましたが、もう銀行を辞めると決めた以上、FP1級を取る意味なんてないんですよね。
ぼくにとってFP1級を受けるのはもはや時間の無駄でした。
当時のぼくはすでに銀行を辞めると心に決めていたので、FP1級よりも独立するためにブログを書くことの方が100倍大事だったんです。
繰り返しますが、あなたがFP1級を目指す理由はなんですか?
もしこの質問に対して明確な答えが出ないなら、もう一度考え直した方がいい。
- 周りの同期がFP1級の勉強をしているから?
- 銀行がFP1級の取得を推奨しているから?
- 今後のキャリアの保険のため?
このような理由でなんとなくFP1級を目指しているのなら、はっきり言って時間の無駄です。
なんとなくFP1級の勉強をしているあなたには「本当にこれからも銀行で働き続けていいのか?」と自分に問いかけてみて欲しい。
銀行で働く明確な理由があるなら、自信を持って銀行で働いてください。
「なんのために働いているのか?」という理由がある銀行員なんてクソカッコイイですよね。
でも、なんとなく銀行で働き続けるのはマジで人生の時間をドブに捨てているようなものです。
銀行で働くにしろ、FP1級を取るにしろ、「なんのためにやるのか?」がハッキリしていないとやる意味はありません。
ぼくはFP1級を取得する理由がなくなったので途中で放棄したにすぎないんです。
銀行でFP1級の合格を目指す理由を明確にしよう!
FP1級を取ることが悪いという意味ではありません。
銀行で出世したいならFP1級を取って人事考課を上げた方が良いに決まってます。
ぼくが一番伝えたいのは、なんとなくFP1級の勉強をしてなんの目的もなくこのまま銀行で働き続けていいのか?ということです。
銀行で成し遂げたいことがあったり、銀行で働くのが好きなのだとしたら、このまま銀行で働き続ければいい。
だけど、なんとなく銀行で働き続けるのは本当に時間がもったいない。
人生は一度きりです。
やりたいことがあるなら絶対に早いうちにチャレンジしておいた方がいいに決まってます。
年齢を重ねれば重ねるほど頭が固くなって行動できなくなってしまいます。
いつかやろうではなくいまからやりましょう。
もし、いまのあなたが銀行で働き続けることに疑問を持っているのなら、このタイミングで一度自分の人生を見つめ直してみてください。
以下の3つの記事にあなたが銀行を辞める前に必ず読んでおいて欲しい内容を全て詰め込みました。
ぜひこの機会にあわせて読んでみてください。
銀行員に絶対に読んでもらいたい記事
銀行員を辞めたいあなたへ!後悔しない人生を送るために今伝えたいこと【元銀行員からのメッセージ】