前職は銀行で5年勤務、現在はフリーランスエンジニアのきたしょーです。
- X(旧Twitter)フォロワー2.5万人
- 最高月収1,500万円
- プログラミング学習のコツが知りたい
- プログラミングスキルを効率的に身に付けたい
- プログラミングを途中で挫折したくない
と悩みを抱えている方に向けて記事を書きました。
本記事を読めば、プログラミング学習のコツが完璧に理解できるので、今後爆速でスキルアップしていけます。
この記事を執筆してるぼくはプログラミング歴2年の現役フリーランスエンジニアです。
未経験からプログラミングを始めて半年で月15万円、1年後には月売上120万円を達成しました。
1年で2,500時間以上プログラミング学習してきたので、効率的な学習方法は熟知しています。
本記事では、そんなぼくがプログラミング学習するうえで絶対に抑えておくべきコツを38個解説します。
記事を最後まで読み終えれば、最短最速でスキルアップする下準備が整うこと間違いなしです。
無駄なく効率的にスキルアップしていきたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- YouTube版も公開中(画像をタップするとYouTubeに遷移します)
絶対にNGなプログラミング勉強法トップ3をYouTubeで解説しています。この動画は17分ありますので、本気でプログラミング学習に取り組んでいる方だけご覧ください。
プログラミング学習のコツ【目標設定編】
1:目的を明確にする
断言しますが、プログラミングを学ぶうえで一番大事なのは目的です。
なぜなら、目的によって手段が変わるからです。
- 副業やフリーで稼ぎたい
→個人で稼ぐために最適な学習をする - エンジニア転職したい
→エンジニア転職に最適な学習をする
目的が決まると、やるべきことが明確になります。
「よし!まずはこれをやろう!それが終わったら次はこれをやる!」と高いモチベーションで学習できるんですよね。
逆に、「最近プログラミングが流行ってるからやってみよう」みたいな軽いノリだと本当に挫折しやすいです。
だって、必死に頑張る必要がないわけですから。
プログラミング学習は大変なことも多いので、そんな軽いノリだと絶対に乗り越えていけません。
目的に全てが左右されると言っても過言ではないので、一番最初に必ず目的を明確にしましょう。
2:目標達成までの期限を決める
目標達成までの期限も必ず決めましょう。
なぜなら、人間は期限があるからこそ、今を本気で頑張れるからです。
質問ですが、あなたは何km先にゴールがあるか分からないマラソン大会に参加したいですか?
もちろん参加したくないですよね。
いつまで走り続ければいいのか分からないマラソン大会なんて聞くだけでもゾッとします。
じゃあ、なぜあんなにも過酷なフルマラソンは人気なんでしょう?
それは、42.195km先に必ずゴールがあるからです。
つまり、人間はゴールがあれば、どんなにキツくても今を頑張れる。
プログラミングもそれと同じ。
目標達成までのデットラインを決めれば、毎日の勉強も本気で頑張れるんです。
目標と期限は必ずセットで決めましょう。
3:勉強を目的にしない
プログラミング学習では、勉強が目的になったらマジで失敗します。
勉強は目標達成への手段でしかありません。
「手段である勉強が目的になる=目標を見失ってる」なので、モチベーションを途中で維持できなくなります。
例えば、多くの人が大学の受験期間中は死ぬほど勉強できるのに、大学入学後は全く勉強する気が起きなくなるのはなぜでしょうか?
それは、「大学に合格する」という目的を達成し、大学では勉強する目的を見出せずに勉強自体が目的になってしまうからです。
ぼくも数多くのプログラミング初心者を見てきましたが、やはり勉強が目的になってる人は挫折します。
プログラミング初心者挫折あるある
- 最初は目的を持って勉強する
- いつの間にか勉強が目的になる
- やる気が徐々に低下し挫折する
プログラミング学習は夢を叶えるための手段に過ぎません。
勉強が目的にならないように気を付けましょう。
4:勉強時間を目標にしない
プログラミング学習では、勉強時間も目標にしてはいけません。
ぼくはプログラミングを始めてから約1年間、学習記録も兼ねて勉強時間を計測してましたが、学習効率が本当に悪かったです。
給料を少しでも増やすためにダラダラ働いて残業時間を増やそうとする無能会社員のような思考に陥ります。
「効率的にスキルを習得しよう」という意識よりも「できるだけ勉強時間を伸ばそう」という意識が優勢になってしまうので、学習効率が低下するんですよね。
「じゃあ、なにを目標に勉強すればいいの?」と思われるかもしれません。
結論、タスクを目標にしてください。
- Progate HTML&CSS学習コース初級編を1周する
- ドットインストールの動画を3本見る
- 参考書を10ページ進める
タスクを目標にすると、「できるだけ早く終わらせよう」という意識が働きます。
すると、「お昼休憩中に1ページだけでも進めよう」「動画は2倍速で見よう」などと効率的に学習するための創意工夫が生まれます。
ゆえに、学習意欲や学習ペースが上がるんです。
毎日の学習目標は必ずタスクベースで設定しましょう。
5:プログラミングで作りたいものを決める
プログラミングを学んでなにを作りたいのか?
これが明確でない人も途中で挫折しやすいです。
プログラミングで作りたいものが決まっていれば、それに必要な言語や技術が自然と決まります。
つまり、やるべきことが明確になるので、学習に専念できるんですよね。
「でも、プログラミングで作りたいものなんてありません」という方もいるかもしれません。
それはそれでOKです。
最初からプログラミングで作りたいものが決まってる人なんてごく僅かです。
それよりも「プログラミングを学んで現状を変えたい」とか「プログラミングスキルを身に付けてリモートワークしたい」という人の方が圧倒的に多いです。
目的を明確にすることでプログラミングで作るべきものが見えてきます。
何度も繰り返しますが、目的を明確にすることが最重要です。
プログラミング学習のコツ【学習手順編】
6:最適な学習ロードマップを考える
目標設定が終わったら、次は目的に沿った学習ロードマップを考えましょう。
目的次第で学習手順は変わります。
- 副業やフリーで稼ぎたい
→WEB制作を学習する - エンジニア転職したい
→就職したい会社で求められるスキルから逆算して学習する
ぼくはプログラミングを始めた頃、学習ロードマップを曖昧にしたまま手探り状態で勉強してました。
- どの言語から学んでいけばいい?
- Progateの次はなにをやればいい?
- いつから営業すればいい?
Progateで無駄にRubyを勉強するなどめちゃくちゃ遠回りしました。
最短最速でスキルアップするには、最適な手順での学習が絶対条件です。
目的にマッチした学習手順を事前にリサーチしておきましょう。
【プログラミング学習手順について詳しく知りたい方へ】
【独学】プログラミングで副業月5万円稼ぐまでの完全ロードマップ
プログラミング初心者が月15万円稼ぐまでの全ステップ【完全保存版】
7:いきなり難しい言語から勉強しない
いきなりC言語のような難しい言語から勉強しないようにしましょう。
シンプルに難しいので、途中で挫折します。
ぼくも最初にProgateでPHPを勉強してみましたが、さっぱり分かりませんでした。
「じゃあ、どの言語から勉強すればいいの?」と思われますよね。
まずは初心者でも分かりやすいHTML/CSSから学習するのがおすすめです。
HTML/CSSはコードを書いた結果がパソコンですぐに確認できます。
ゆえに、初心者でも楽しく学習できるんですよね。
8:同時並行で複数の言語を勉強しない
同時並行で複数のプログラミング言語を勉強するのはやめましょう。
あれもこれも手を出すと、全てが中途半端になるため、スキルは身に付きにくいです。
プログラミング言語には様々な種類がありますが、日本語で言うところの関西弁や博多弁くらいの違いしかありません。
どの言語も根底にある概念や考え方は同じです。
1つの言語をマスターすれば、他の言語も習得しやすくなります。
まずは1つの言語に絞って一点集中で学習しましょう。
9:「学ぶ→真似る→作る」の流れで学習する
プログラミングは「学ぶ→真似る→作る」の順番で学習するとスムーズに学べます。
学ぶ→真似る→作るのイメージ
- 基礎学習する
- 教材で制作物を作りそれをアレンジする
- ゼロから自分で考えて制作物を作る
初心者がいきなりゼロからサイト制作やアプリ開発するのは難しいです。
まずは真似することから始めてください。
日本古来の芸能や武道の世界に伝わる言葉に、「守破離(しゅはり)の法則」があります。
簡単に言うと、素人からプロになるまでの成長過程を表す言葉です。
- 「守」は、師匠のアドバイスや型を守る。基本を徹底的に学ぶ段階。
- 「破」は、型を自分に合ったより良いものにアレンジする。基本の型を破り、応用する段階。
- 「離」は、基本の型から自由に離れて独自のスタイルを完成させる。独創の段階。
プログラミングも守破離の原則に従って勉強していくと効率的にスキルアップできます。
10:制作物を作りながら学ぶ
プログラミングは基礎学習が終わったら、すぐに制作物を作りながら学んでいきましょう。
なぜなら、成果物を作りながら学ぶと、インプットとアウトプットを同時にできるからです。
以下の学習定着率を表すラーニングピラミッドを見てください。
インプットのみの「読書」の知識定着率は10%に対し、インプットした後にアウトプットする「練習」の定着率は75%にもなります。
つまり、いくら参考書を読んで基礎学習したとしても、ほぼスキルは身に付かないんです。
ぼくはこれまでに数千時間以上、プログラミング学習してきましたが、やはり分からないながらも必死にググりながら制作物を作る過程が一番成長できました。
プログラミング学習では必ずなにかを作りながら学んでください。
11:いきなり参考書で学習しない
最初から参考書で学習するのはおすすめしません。
参考書はテキストベースで面白みに欠けるので、「プログラミング思ってたより楽しくない…」と途中で挫折してしまうリスクがあるんですよね。
特にHTML/CSSはProgateやドットインストールなどのオンライン学習サービスだけで十分です。
「じゃあ、プログラミング学習するときは参考書買う必要ないってこと?」と思われるかもしれません。
ぼくの経験上、JavaScript、PHP、Ruby、Javaなどが主戦場のフロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアを目指す人は参考書で腰を据えて勉強した方がいいです。
これらサーバーサイド言語はプログラムの全体像を抑えてないと理解しがたい部分があるため、オンラインでサクッと勉強するだけでは身に付きません。
逆に、jQueryやWordPressが主戦場のWEB制作者は参考書を購入してまでサーバーサイド言語を勉強する必要はないです。
最初は低コストかつすぐに始められるオンライン学習サービスを中心に勉強していきましょう。
12:Progateのレベル上げにコミットしない
間違ってもProgateのレベル上げにはコミットしないようにしましょう。
Progateを何周したとしても、スキルは身に付きません。
ぼくもProgateはレベル200以上になるまで勉強しましたが、いざ自分で制作物を作ろうとしたときに手も足も出なかったんですよね。
たしかに、Progateは基礎理解には最適なんですが、実務レベルのスキルが身に付くかと言われると、断じてNOです。
「じゃあ、どうやったら実務レベルのスキルが身に付くの?」と思われるかもしれません。
それは、制作物を作りながら学ぶということです。
前述の通り、とにかく分からなくてもいいので手を動かすことが大切です。
「Progateでは実務レベルのスキルは身に付かないので、何周もする必要はない」と覚えておきましょう。
プログラミング学習のコツ【学習時間編】
13:絶対的な学習時間を確保する
当然ですが、プログラミングスキルの習得には、絶対的な学習時間が必要です。
なぜなら、プログラミングは英語やスポーツと同じで習得するまでに相応の時間かかるからです。
ぼくはプログラミングで月15万円稼ぐまでに1,000時間かかりました。
いまはノーコードやローコードの進化で学習コストが下がってるとはいえ、やはり300〜500時間は必要です。
例えば、毎日30分の学習を1年継続したとしても、トータルで182時間にしかなりません。
正直、それでは勉強した内容をすぐに忘れるので、ほぼスキルは身に付かないです。
本気でプログラミングで人生を変えたいなら、平日3時間休日8時間のプログラミング学習を3〜4ヶ月続けるくらいの勢いが欲しいですね。
14:朝活で時間を確保する
人生でプログラミングスキルの習得を最優先したいなら、朝活がおすすめです。
ぼくは朝活を始めて作業量が2〜3倍になりました。
朝活は作業時間を確保できるだけでなく、他にもたくさんのメリットがあります。
朝活のメリット
- 気力MAX
- 幸福度UP
- 集中力が高い
- 自己肯定感が上がる
- 誰にも邪魔されない
朝勉強するか?夜勉強するか?で迷ってるなら、間違いなく朝活一択です。
特に副業会社員がプログラミング学習時間を最大化したいなら、朝活するしかないです。
15:隙間時間で復習する
特に本業がある会社員の方は、通勤中や休憩中などの隙間時間で復習すると効果的です。
1日の隙間時間だけでも合計1〜3時間はあると思います。
エビングハウスの忘却曲線によると、人間は勉強したとしても1日後には67%忘れていると言われています。
しかし、勉強後24時間以内に10分間の復習をすると、記憶率はなんと100%に戻るんです。
そして、次は1週間以内に、5分復習すれば記憶がまた蘇り、その次は1か月以内に2〜4分復習すれば、記憶はまた復活します。
そのくらい定期的な復習は重要なんです。
朝活で学習した内容を翌日の隙間時間で復習すると効率的にスキルアップしていけますね。
プログラミング学習のコツ【テクニック編】
16:コードは必ず書く
プログラミング学習中は必ずコードを書くこと。
先ほど解説したラーニングピラミッドの通り、インプットするだけではスキルはほぼ身に付きません。
インプットした情報や知識はアウトプットして初めて血となり肉となります。
プログラミングを勉強するときは必ず自分の手でコードを書いてアウトプットしましょう。
17:毎日コードを書く
1日でもコードを書かない日があると普通に忘れるので、できるだけコードは毎日書きましょう。
プログラミングはスポーツと同じです。
とにかくコードを書きまくることで身体が自然とコードを覚えていきます。
例えば、サッカーが上手くなりたいのに、「サッカーの練習方法100集」のような本を毎日欠かさず読んだとしても、サッカーは1ミリも上手くなりませんよね。
それと同じで、プログラミングもいくら参考書を毎日読んでもスキルは身に付きません。
プログラミングも毎日手を動かし続けることが大切なんです。
18:コードは書いた後に必ずアレンジする
教材の通りにコードを書いた後、そのコードをアレンジするとさらに理解が深まります。
自分で書いたコードに手を加えることで、「こう書けば、こう動く」と書いたコードとパソコンに表示される画面の関係性を理解できます。
コードに手を加える例
- HTMLに新しいコードを追加する
- CSSプロパティ名を変更する
- CSSプロパティ名の値を変更する
ただ単に教材通りにコードを書いていくだけでは、「このコードを書けば、ブラウザではこう表示される」という理解には程遠いです。
書いたコードは必ず自分なりにアレンジして理解を深めていきましょう。
19:コードは暗記しない
コードの意味はググればすぐに出てくるので、コードを暗記する必要はないです。
日本人は暗記型学校教育のせいで、「勉強=暗記」という固定観念が染み付いています。
なので、ついついコードを暗記しようとしてしまいがち。
しかし、プログラミングはいつでもググって答えを見れるため、学校のテストとは異なりいつでもカンニングOK。
つまり、暗記する必要がないんです。
それに何度もコードの意味をググって何度もコードを書いてれば、嫌でも身体が覚えます。
質問ですが、あなたが自宅の住所やスマホの電話番号を覚えてるのはなぜですか?
暗記しようとしたからですか?
違いますよね。
ネットで商品を注文するときなど、日常生活の中で自宅の住所やスマホの電話番号を入力する機会が多いからいつの間にか覚えてるんだと思います。
プログラミングもそれと同じ。
プログラミング学習で唯一暗記すべきは、「コードは暗記する必要がない」ということですよ。
20:分からないときは必ずググる
プログラミング学習中に分からない箇所があったら、すぐにググるようにしてください。
エンジニアは「分からない→ググる→手を動かす」の繰り返しでスキルアップします。
- 「httpってなんだろう?」と疑問に感じる
- すぐに「http 仕組み」とググる
こんな感じで少しでも気になったらググること。
最初は分からないことだらけなので、ググるだけで1日の学習が終了する日もあるかもしれませんが、全く気にする必要はありません。
実際に現場で働いている現役エンジニアも業務時間の半分以上はググる時間に費やしています。
ぼくも仕事中は終始ググりまくりです。
エンジニアにとって「ググる」は立派な仕事なので、いまのうちから「分からなかったら即ググる」を徹底しましょう。
21:調べても分からないなら諦めて次に進む
プログラミング学習中に分からない箇所があって、それを調べても調べてもどうしても分からない場合は、もう潔く諦めて次に進んでください。
あえて時間を置くことで「あ、あれはそういうことだったのか!」とふと理解できる瞬間や「これはそういえばあのときの…!」と数日後に答えに遭遇することがあります。
結局、経験が乏しい初心者が自分の頭でいくら考えても限界があるんですよね。
「分からないものは分からない」ということ。
「もう無理…」と思ったら、開き直って次に進んでください。
22:50%の理解で次に進む
プログラミング学習は50%理解したら、次に進んじゃってOKです。
プログラミングは理解し難い内容が多いです。
1回目で完璧に理解しようとすると、文章を何度も何度も読み返したり、文章をじーっと見つめたりと膨大な時間がかかってしまいます。
- 1回目:50%
- 2回目:70%
- 3回目:90%
こんな感じで徐々に理解を深めていくイメージが望ましいです。
海外ドラマで例えると、「最初見たときは登場人物や時代背景が複雑すぎてよく理解できなかったけど、2回目見たらすんなり理解できた」という経験があるかと思います。
プログラミングもそれと同じで、何度も何度も繰り返すことで理解度が上がるんですよね。
勉強は浅い理解で何度も繰り返すが基本ですよ。
23:遅延評価勉強法で学習する
遅延評価勉強法でプログラミングを学ぶと爆速でスキルアップできます。
遅延評価勉強法とは、知識が必要になった時点で初めて勉強する方法です。
具体的には、サイトを完成させるために必要な情報だけをググりながら作っていくイメージですね。
ぼくもこれまでを振り返ると、サイトを作るために分からないながらも必死にググりながら手を動かしたときが一番成長できました。
「でも、抜け漏れなく完璧に勉強したいんです…」という気持ちも分かります。
しかし、いますぐに使わない知識は必要性に欠けるので、人間はすぐに忘れてしまうんですよね。
制作物を作りながら勉強すると、自然と遅延評価勉強法で学習できるので、効率的にスキルアップできます。
プログラミング学習のコツ【マインド編】
24:完璧主義を捨てる
プログラミング学習では完璧主義を捨ててください。
なぜなら、プログラミングは常に進化してるジャンルなので、どれだけ勉強したとしても、完璧な状態は永遠にやってこないからです。
次から次に新しい言語やツールが登場するので、最新技術にキャッチアップするだけでも相当大変です。
それに、完璧に準備してから次に進むという行為は遅延評価勉強法とは真逆の考え方になるので、スキルアップが遅れます。
結局、「完璧な準備=自己満足」です。
次に進んだ先で通用するかどうかなんてやってみないことには分かりません。
完璧主義は捨てて、50%理解したら次に進む姿勢でどんどん先に進みましょう。
25:英語から逃げない
プログラミングは基本的に英語のコードで作られてるので、英語から逃げていたら話になりません。
ぼくは前にJavaScriptのとあるフレームワークを勉強してたときは、ググってもほとんど英語の情報しか出てきませんでした。
HTMLやCSSなどのマークアップ言語は日本語の情報が豊富なので、最初は英語と向き合う機会は少ないかもしれません。
しかし、サーバーサイド言語や環境構築となると、ググっても英語の情報しか出て来ないときが頻繁にあります。
エンジニアになるなら、英語をグーグル翻訳で一文一文翻訳して読み解くくらいの姿勢は必要不可欠です。
26:質問する前に必ず自分でググる
だれかに質問する際は必ず自分でググってからそれでも分からないときだけ質問しましょう。
ググって簡単に分かることを他人に質問するのは相手の時間を奪うのと同義です。
特に優秀なエンジニアほどググれば分かることを聞かれるのが嫌いです。
彼らは「それ自分でググれば分かりますよね?」と普通に言います。
質問する前に必ず自分でググって、まずは自己解決しようとしてください。
27:エラーは当たり前と心得る
プログラミングはエラーが頻繁に起きるので、「エラーは当たり前」と心得ておきましょう。
むしろ、「エラー=解決への糸口」なので、エンジニアにとっては有難い存在。
エンジニアとして長く開発に携わっていると、エラーは出てないけどなぜか上手く動かないみたいなことがたまに起きます。
こうなると解決策が分からないので、仮説を立ててしらみつぶしに検証するしか方法がないです。
正直、めちゃくちゃ非効率なんですよね。
最初はエラーが出ると嫌気が差すかもしれませんが、「エラーは当たり前。むしろ有難い存在なんだ」と前向きに捉えるようにしてください。
28:他人と比べない
何事にも共通しますが、他人と比べすぎるのは良くないです。
人それぞれ学習時間やメンターの有無など学習環境にバラつきがあるので、単純に結果だけを比較しても意味はありません。
ぼくの元には以下のような質問がよく寄せられます。
私は9ヶ月もプログラミング学習してますが、まだ稼げてません。Twitterで私より後に始めた人たちが先に結果を出していくのを見ると焦ります。本当にこのままでいいのでしょうか?
回答としては、人それぞれ学習環境が違うので気にする必要はないということです。
他人と比べると嫉妬の感情が生まれるので、メンタルが不安定になりやすいです。
比べるべきはいつも昨日の自分。
昨日の自分よりも1ミリ以上成長するという姿勢で結果が出るまで継続することが大切ですよ。
29:毎日5分でも続ける
プログラミング学習はどんなに忙しくても毎日5分以上は必ず続けましょう。
人間は1度でもサボると、サボり癖が付くので、以後定期的にサボるようになります。
「今日はもう時間がないから明日やろう」 これを繰り返すんですよ。
逆に、毎日5分でも続ければ、毎日継続できてる自分に自信を持てます。
それに、5分だけやってみると気付いたときには1〜2時間経過してたなんてことはザラにあります。
毎日5分でも続ける精神が結果的に学習量の増加に繋がるんですよね。
30:サンクコスト効果を活用する
絶対に目標を達成したいなら、サンクコスト効果を活用するのがおすすめです。
サンクコスト効果とは?
サンクコスト効果とはすでに支払ったコストを取り戻そうとする心理効果のこと。
突然ですが、質問です。
あなたは100キロほど離れた街で開催されるサッカーの試合を観戦する計画を立てました。
あなたはすでにVIP席の前売りチケットを30,000円で購入しています。
ただ、当日の天気は吹雪で試合会場に行くのは大変です。
さて、あなたはどうしますか?
- 試合会場に行く
- 暖かい自宅でテレビ観戦する
おそらく、ほとんどの人が1を選択すると思います。
なぜなら、「30,000円も払ったのに行かないのはもったいない…」と感じてしまうから。
これがサンクコスト効果です。
これをプログラミング学習でも利用します。
- 数万円の有料教材を購入する
- 数十万円のプログラミングスクールを受講する
- 会社を辞めてニート状態でプログラミングを学ぶ
すると、人間は「せっかくお金を払ったんだから」とか「わざわざ会社まで辞めたんだから」と感じるので、結果を出すために普段以上に頑張れるんですよね。
ぼくはこのサンクコスト効果をフル活用するために80万円するプログラミングスクールを受講しました。
結果、半年の受講期間中に月15万円、卒業後半年で月120万円稼ぐことができました。
サンクコスト効果を活用した方が目標達成率が上がるのは間違いないです。
プログラミング学習のコツ【学習環境編】
31:いつでも質問できる環境を作る
いつでも質問できる環境は未経験から効率的にスキルアップするには必要不可欠です。
結局、分からないことはプロに聞いた方が早いんですよ。
ぼくはプログラミングを始めてすぐにプログラミングスクールを受講してメンターにいつでも質問できる環境を作りました。
正直、メンターのサポート環境がなかったら、間違いなく挫折していたと思います。
- 案件獲得したけど、内容が難しすぎて絶望
- お問い合わせフォームの作り方が分からなくて絶望
- WordPress案件を受注したけど、PHPをいじれなくて絶望
こんな絶望的な状況を乗り越えられたのは、間違いなく質問できる環境があったから。
- プログラミングスクールを受講する
- MENTAなどでメンターを付ける
- 質問可能なオンラインサロンに参加する
こんな感じでいまはいくらでも質問できる環境を用意できます。
最短最速でスキルアップしたいなら、いつでも質問できる環境を作りましょう。
32:独りで考えるタイムリミットを設定する
いつでも質問できる環境がある場合は、独りで考えるタイムリミットも設定しましょう。
やはり経験が乏しい初心者がいくら独りで悩んだところで限界がありますからね。
プログラミングを独学中に途中でつまずいて1週間以上悩み続けたが、それでも解決策が分からずに段々とプログラミングが嫌になって途中で辞めていく。
これは初心者挫折あるあるです。
- だれかに質問できる環境を用意する
- 独りで考えるタイムリミットを設定する
- タイムリミットをオーバーしたらすぐに質問する
この流れを作ることができれば、間違いなく初心者でも挫折せずに学習していけます。
タイムリミットの目安としては、30〜45分です。
独りで考える時間をオーバーしたら、「これ以上自分で考えてもキリがない」と開き直ってメンターに質問してください。
33:プログラミングスクールを受講する場合は事前学習する
プログラミングスクールを受講する場合は、事前に学習すると受講期間中より効率的に学習できます。
特にProgateやドットインストールは低コストかつすぐに学習できるのでおすすめです。
ぼくは事前学習なしでプログラミングスクールを受講しましたが、受講後1〜2週間はProgateやドットインストールでも学べる内容を学習することになりました。
どうせなら事前学習しておけば良かったと後悔しましたよね。
とはいえ、事前学習段階で完璧にマスターする必要はありません。
完璧な準備を追い求めるとキリがないので、「プログラミングってこんな感じなんだ…!」とサラッと勉強しておくだけでOKですよ。
34:Twitterで切磋琢磨できる仲間を作る
Twitterで切磋琢磨できる仲間を探しましょう。
自宅でずっと独りもくもくと作業するのは孤独で辛いです。
Twitterにはプログラミング初学者が本当に多いので、いまは同志と繋がりやすい素晴らしい環境です。
- #駆け出しエンジニアと繋がりたい
- #プログラミング初心者
- #今日の積み上げ
このあたりのハッシュタグを使えば、すぐに意識の高い仲間を見つけられますよ。
35:Twitterにコミットしすぎない
プログラミング学習中はTwitterにコミットしすぎないようにしましょう。
Twitterで仲間を作るのは素晴らしいことですが、Twitterに時間を割きすぎるのは本末転倒です。
プログラミング初心者が優先すべきはスキルアップです。
「でも、Twitterのフォロワーも増やして個人で稼げるようになりたいんです!」という気持ちもよく分かります。
しかし、結果が出てないうちはいくらTwitterを頑張ってもフォロワーは増えにくいです。
ぼくもフォロワーが1万人を超えたのは、リアル世界で月100万円以上稼いだタイミングでした。
リアル世界で結果が出れば、Twitterのフォロワーは自然と増えます。 まずはリアル世界の結果にコミットしてください。
36:コミュニティに参加する
プログラミングを始めるなら、プログラミング系やWEB制作系のコミュニティに参加することをおすすめします。
プログラミングは壁にぶち当たることが多いので、孤独だと挫折する可能性が高いです。
そんなときは同じ志を持つ仲間と支え合うのが一番です。
ぼくが主宰してるコミュニティでは、WEB制作で稼ぎたいプログラミング初心者がたくさんいます。
実際に入会時にはスキルゼロ・人脈ゼロだったけど、半年後には数十万円稼げるようになった人もいます。
同じ目標を持った仲間と情報交換できますし、自分が目標とする姿を叶えてる先輩もいるので、なにより見える世界が広がるんですよね。
主体的に行動できる人にとっては、コミュニティはガチでおすすめできます。
37:イベントに参加する
リアルのイベントには積極的に参加しましょう。
なぜなら、イベントでは自分と同じような目標を持った同志と繋がれるからです。
それにリアルとネットでは得られる情報の質に雲泥の差があります。
ぼくの経験上、ネットに超重要な情報は出回りません。
こんなにもネットが発達してるのに、リアルのオフ会がなくならない理由がそれです。
やっぱりリアルでしか超重要な情報は得られないんですよね。
それに、リアルで会うとより仲も深まりやすいです。
セミナーやもくもく会などには積極的に参加しましょう。
38:絶対に目標を達成しなければならない状況を作る
なにがなんでもプログラミングで人生を変えたいなら、絶対に目標を達成しなければならない環境を作ってください。
人間は良くも悪くも環境に左右される生き物です。
ぼくはプログラミングを始めて1年で月100万円以上稼ぐことができましたが、最大の要因は当時のぼくがプログラミングで飯を食わなければ生きていけない状況だったことです。
ぼくの中には常に「プログラミングで稼げるようにならなれば、貯金が底を尽きてサラリーマンに逆戻りしてしまう」という危機感がありました。
だからこそ、毎日8時間以上のプログラミング学習を365日続けることができたんです。
逆に、当時プログラミング以外に安定した収入源があったら、あそこまでプログラミングに無我夢中になれなかったと思います。
絶対に目標を達成したいなら、絶対に目標を達成しなければならない状況を作る。
究極ですが、これが目標達成への一番効果的な方法です。
プログラミング学習のコツを抑えて爆速でスキルアップしよう
最後にプログラミング学習のコツ38個を総復習します。
- 目的を明確にする
- 目標達成までの期限を決める
- 勉強を目的にしない
- 勉強時間を目標にしない
- プログラミングで作りたいものを決める
- 最適な学習ロードマップを考える
- いきなり難しい言語から勉強しない
- 同時並行で複数の言語を勉強しない
- 「学ぶ→真似る→作る」の流れで学習する
- 制作物を作りながら学ぶ
- いきなり参考書で学習しない
- Progateのレベル上げにコミットしない
- 絶対的な学習時間を確保する
- 朝活で時間を確保する
- 隙間時間で復習する
- コードは必ず書く
- 毎日コードを書く
- コードは書いた後に必ずアレンジする
- コードは暗記しない
- 分からないときは必ずググる
- 調べても分からないなら諦めて次に進む
- 50%の理解で次に進む
- 遅延評価勉強法で学習する
- 完璧主義を捨てる
- 英語から逃げない
- 質問する前に必ず自分でググる
- エラーは当たり前と心得る
- 他人と比べない
- 毎日5分でも続ける
- サンクコスト効果を活用する
- いつでも質問できる環境を作る
- 独りで考えるタイムリミットを設定する
- プログラミングスクールを受講する場合は事前学習する
- Twitterで切磋琢磨できる仲間を作る
- Twitterにコミットしすぎない
- コミュニティに参加する
- イベントに参加する
- 絶対に目標を達成しなければならない状況を作る[/aside]
ここからは実際にあなたが本記事で得たノウハウを元にプログラミング学習に取り組んで爆速でスキルアップする番です。
いまのIT業界は人手不足なので、未経験者でもプログラミングスキルを身に付けることができれば、割と人生が変わります。
例えば、WEB制作を学んでフリーランスになれば、1年で月収50万円以上を目指すことは十分に可能です。
プログラミングは人生の選択肢を広げてくる最高のスキルです。
- 毎日8時間労働→毎日3〜4時間労働
- 会社に通勤→フルリモート
- 給料20万円→平均月収100万円
この通り、ぼくはプログラミングを学んでガチで人生が変わりました。
あなたの目標がプログラミングで稼ぐにしても、エンジニア転職するにしても、まずはプログラミングを学ぶことから全ては始まります。
プログラミングは3〜6ヶ月本気で取り組めば、月5万円稼ぐスキルは十分に身に付きますし、転職できるレベルにも十分に到達できます。
結局、やるかやらないかだけの差です。
やる人は人生を変えるし、やらない人はこれまでと何も変わりません。
小学校ではすでにプログラミング教育がスタートしてますので、どんな目的であれプログラミングを学んでおけば、今後の人生の可能性は広がること間違いなしですよ。
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