こんにちは。
元銀行員エンジニアブロガーのきたしょー(@KitamuraShohei)です。
昨今、買い物をクレジットカードだけで済ませる人が増えている中、リボ払い地獄に陥っている人も多くなっています。
本記事を読んでいるあなたも「クレジットカードの支払日にお金が足りない!」という状況になりかけているのではないでしょうか。
クレジットカードの支払いに追われる日々に終止符を打つ方法のひとつに任意整理があります。
そこで、今回はクレジットカードリボ払い残高200万円を任意整理した30代女性いとすぎさんに話を伺ってきました。
- 任意整理しようと思ったキッカケは?
- 任意整理は家族や友人にバレない?
- 任意整理後の生活の変化は?
借金してから任意整理したあとの生活まで詳しく聞いてきたので、クレジットカードの支払いに不安がある方はぜひ読んでみてください。
任意整理とは裁判所を通さずに借金を減額してくれる手続きのこと



任意整理とは弁護士や司法書士が債務者(お金を借りている人)に代わって、債権者(お金を貸している人)と裁判外で返済条件を変更してもらう手続きのことです。


債務整理には任意整理の他に自己破産、個人再生、特定調停の3つがあります。
任意整理は裁判所を通さずに借金を減額できたり、利息をカットしたうえで債権者と和解する手続きなので、債務整理の中でも比較的取り組みやすい手法なんですよね。
どれだけ利息をカットできるかは担当してくれる弁護士や司法書士の交渉力次第。
もちろん債権者によっては任意整理に応じてくれない可能性もあります。

任意整理と債務整理の違いについてはこちらの記事に詳しく書いています。
クレジットカードを使い過ぎた原因は離婚後に電話占いにハマってしまったこと



当時28歳の私はバツイチで元夫との間に娘がいました。
20歳で結婚して娘を授かったのですが、結婚生活が上手くいかずに26歳で離婚。
定期的に娘に会える約束で元夫が娘の親権を保有することになり離婚してからもなんとか落ち着いて暮らしていました。
しかし、離婚して2年後に元夫が他の女性と再婚して以来「娘に会わないで欲しい」と言われてしまい、最愛の娘と会えなくなってしまったんです。
そして、当時付き合っていた彼氏との関係が上手くいっていないこともメンタルを弱らせる原因でした。
当時の私はもう本当に精神的にヤバくて死んじゃうかもしれないくらいに落ち込んでました。


娘の件と彼氏の件もどちらも友人に気軽に相談できる内容ではなかったので、気が付いたら電話占いに頼りっきりになっていました。
電話占いは24時間繋がるので、娘の話を聞いてもらいたいときや恋愛が上手くいかないときに、夜中によく電話占いに電話していました。


つまり、1時間話すだけで14,400円も支払うことになるんですよね。
当時はメンタルが相当弱っていたので、ストップウォッチで正確に時間を図って利用する余裕もありませんでした。
藁にもすがる思いで電話占いを使っていたんです。


カウンセリングのようなイメージです。
恋愛で上手くいかなくて、「今年の運勢はどうですか〜?」と聞いたら、「いや、今年は微妙だね〜」と言われて、「そっかそっか、今年はダメなのか〜」と落ち込んだりしてました。笑
電話占いは依存しやすく恋愛に悩んでいる女の子はハマりやすいので本当に注意してください。


収入より支出の方が圧倒的に多い生活を約1年ほど続けた結果、ついにクレジットカードの支払いが追いつかなくなってしまいました。
最初は「このままでは支払いに間に合わない!ヤバイ!」と思って、とりあえずリボ払いにしていたんですが、結局それでも間に合わず。
最終的にはクレジットカードの支払いをするために借金までするようになりました。
もはやなぜクレジットカードの支払いが間に合わないのか分からない状態でしたね。
クレジットカードの支払いが遅れた結果7社から督促電話がかかってきた



「いつまでに支払えますか?」とクレジットカード会社の人から聞かれるので、「すみません、まだ払えません。今回も利息だけで勘弁してください」と答えてましたね。


督促電話を無視したりすると自宅に訪問されたりもするかもしれないですね。
もしかしたら、その着信は取り立て電話かもしれないので、いますぐ「取り立て御免」で着信のあった電話番号を確認してみましょう。
着信を無視していると財産が差し押さえられてしまう恐れがあります。
心当たりのある方はいますぐチェックしてみてください。
任意整理しようと思ったキッカケは中小消費者金融社長からのとある一言



とはいえ、無限に借り入れできるわけもなく、クレジットカードの支払いが間に合わない状態が数ヶ月続いた結果、大手消費者金融から借り入れをすることができなくなってしまいました。
そして、とにかくクレジットカードの支払いをすることしか頭になかった当時の私は中小消費者金融にも手を出したんです。
私が任意整理をするキッカケとなったのは、まさかの中小消費者金融のオフィスを訪れたときでした。
都内にある怪しい雑居ビルの5階だったと思います。
中小消費者金融の担当者に「最寄り駅に着いたら電話してくださいね〜」と言われていたので、駅に着いて電話したら「最寄り駅を出たら右に曲がって、そのまま50m進んだら左に曲がって〜」と案内されました。


「オフィスに着いたら一体なにをされるんだろう?」って。
実際にオフィスに到着して社長さんに言われたことが、「あんたにはもうお金は貸せないから司法書士事務所に行って任意整理をしてきなさい」でした。
「ワシはあんたのようにちゃんとした生活をすれば借金を返せる人を救いたい」とも言われたので本当に驚きました。
だって、金貸しの社長さんから司法書士を勧められるなんて普通は考えないじゃないですか。


もうクレジットカードを使わない。
クレジットカードの支払いのために借金を繰り返さない。
そう誓って司法書士で任意整理をすることにしました。
任意整理のキッカケが掴めない方はこちらの記事で任意整理のメリット・デメリットを確認してみてください。
任意整理の手続きは簡単!司法書士と契約を交わしたらあとはお任せするだけ





そして、私は「もう二度と借金をしない」と誓ったので、リボ払い地獄に陥っている全てのクレジットカードを司法書士に提出してハサミを入れて処分しました。

任意整理の手続きの流れについてはこちらの記事に詳しく書いています。
任意整理したらクレジットカード毎月支払額が6万円も減額できた



元金はマイナス66,406円ってことですね。
それに加えて、司法書士には別途手数料を40万円ほど支払いました。


私の場合は任意整理によって、クレジットカード会社7社の利息がほぼカットされたので、毎月支払額が10万円から4万円になりました。
ちなみに、いまは2万円だけ支払っています。

元金は減らなくても、今後の利息がカットされるから毎月支払額が大幅に減るってわけですね。
10万円が4万円になるのはデカすぎる。
任意整理しても親族や友人には絶対にバレない



弁護士や司法書士には守秘義務があり、依頼主の秘密を守る必要もあります。
私は夫以外には知らせていませんが、だれにもバレてません。
しかも、任意整理したあとに公務員にもなれてますし、極度に身バレを気にする必要はないと思います。

任意整理してから借金完済後5年間はお金を借りることができない



任意整理すると事故情報としてCICやJICCのような信用情報機関のブラックリストに載ってしまうからです。


スマホは携帯電話会社との契約なのでスマホの支払いさえ遅れていなければ、任意整理したあとでもスマホは契約できますよ。

任意整理経験者からクレジットカードの支払いがきついと感じているあなたへアドバイス



任意整理は弁護士や司法書士に守秘義務があるため親族や友人にバレることはまずありません。
私は任意整理後に公務員に転職しましたし、仕事にもなんら影響はないでしょう。
「クレジットカードの支払いどうしよう!?自分はなんてダメな奴なんだ」と自分を責めるのはもうやめて具体的な解決策を検討してみてください。
あなたの命より大切なものはありません。
まずは気軽に弁護士や司法書士に相談してみることをオススメします。
クレジットカードリボ払い地獄に陥っているなら匿名無料診断してみよう!

クレジットカードを使いすぎて支払いが間に合ってないなら、任意整理によってどのくらい借金が減るのかまずは気軽に借金減額診断を受けてみましょう。
たった3分の手続きで借金が減額されるかどうかシミュレーションできます。
しかも、匿名かつ無料で診断できるのでだれにもバレることはありません。
クレジットカードの支払いを放置し続けて自己破産!という最悪の結末を迎える前に、借金減額診断を受けて早めに対策を施しましょう。
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まず始めに任意整理について簡単に教えてもらえますか?